DMARC 推進企業の “交流会” ~ メールセキュリティの TwoFive、DMARC 導入活用企業対象に「DMARC/25 LAB」 8 / 29 開催 | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

DMARC 推進企業の “交流会” ~ メールセキュリティの TwoFive、DMARC 導入活用企業対象に「DMARC/25 LAB」 8 / 29 開催

 こうした諸課題を受けて開催されるのが「DMARC/25 LAB」である。今回の交流会では最新の業界動向や実際の導入事例、運用上の工夫・課題などの情報共有を行い、参加者が自社の取り組みに活かせる具体的なヒントを得るとともに、関係者間の連携強化やノウハウの相互提供につなげることを目的としている。

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DMARC/25 LAB
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 株式会社TwoFiveは、DMARCの導入・活用を推進する企業・団体を対象とした交流会「DMARC/25 LAB(ディーマーク トゥーファイヴ ラボ)」を8月29日(金)に開催する。参加費は無料で、約70名を先着順で受け付ける。

 近年、なりすましメールやフィッシング攻撃のリスクが高まっており、DMARCがメールの信頼性を高める上で不可欠な要素となっているが、DMARC導入は技術的な複雑さに加え、組織内の部門間連携や外部パートナーとの調整など、多岐にわたる課題が存在するため、実装の進捗や有効活用には組織間の情報共有と相互理解が欠かせない状況にある。

 一般的に、セキュリティ技術の導入では理論と実践の間にギャップが生じやすく、特にDMARCのように複数の技術要素を組み合わせる仕組みでは、実際の運用で直面する課題や解決策が共有されにくい傾向がある。また、業界や組織規模によって導入時の課題や運用方法が異なるため、同様の立場にある組織同士での知見交換が極めて重要となる。

 DMARC導入は一度設定すれば終わりではなく、継続的な監視と改善が必要な取り組みでもある。攻撃手法の変化や業務要件の変更に応じた適切な運用を行うためには、最新の脅威動向や対策手法について常に情報収集を行い、他組織の事例から学び続ける必要がある。

 こうした諸課題を受けて開催されるのが「DMARC/25 LAB」である。今回の交流会では最新の業界動向や実際の導入事例、運用上の工夫・課題などの情報共有を行い、参加者が自社の取り組みに活かせる具体的なヒントを得るとともに、関係者間の連携強化やノウハウの相互提供につなげることを目的としている。

プログラム内容(以下の7部構成で実施される予定)
 第一部:DMARC最新動向とDMARC/25 Analyze今後の展開
 株式会社TwoFive:加瀬正樹氏

 第二部:導入事例(1):金融機関の取り組み
 株式会社SBI新生銀行:花輪氏

 第三部:導入事例(2):製造業での活用
 株式会社カネカ:塩田氏

 第四部:フィッシング対策協議会からの最新動向
 JPCERT/フィッシング対策協議会:平塚氏

 第五部:BIMI/VMCのご紹介
 GMOグローバルサイン株式会社:山崎氏

 第六部:BIMIの普及状況
 KDDI株式会社:本間氏

 第七部:海外ベンダーによる特別セッション
 AXUR

なお、プログラムは一部変更になる可能性がある。

開催概要
 日時:2025年8月29日(金)
 参加費用:無料
 定員:約 70 名(先着順)
 対象:DMARCの導入・活用を推進している企業・団体
 申込方法:TwoFive の問い合わせフォーム(https://www.twofive25.com/contact/)またはE-mail(marketing@twofive25.jp

《ScanNetSecurity》

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