独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月10日、バッファロー製NAS Navigator2における引用符で囲まれていないファイルパスの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の松本一真氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
NAS Navigator2(Windows版のみ)Ver.3.12.0より前のバージョン
株式会社バッファローが提供するNAS Navigator2には、引用符で囲まれていない検索パスの脆弱性(CVE-2025-61871)が存在し、システムドライブ直下への書き込み権限を有するユーザによって、SYSTEM権限で任意のコードを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。