GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は10月14日、同社に所属するホワイトハッカーによる脆弱性調査・研究チーム「GMO イエラエ」が、「Holmes CTF 2025」で国内1位、世界7位を獲得したと発表した。
今年初めて開催された「Holmes CTF 2025」は、サイバーセキュリティトレーニングとコミュニティを提供する団体「Hack The Box(HTB)」が主催する国際ハッキングコンテストで、全問がサイバー攻撃を防衛する専門のセキュリティチーム(ブルーチーム)向けに作問されていることが特徴となっている。競技は、探偵「シャーロック・ホームズ」をテーマに未解決事件の調査を行うというストーリーに沿って展開され、参加チームはデジタルフォレンジックなど、出題分野ごとに作成されたストーリーシナリオの問題に挑んだ。
同大会には世界中から7,084チーム(11,342人)がエントリーし、「GMO イエラエ」は国内1位、世界7位の獲得となった。
「Holmes CTF 2025」に参加した同社ディフェンシブセキュリティ部 フォレンジック課の笠原大空氏は「「Holmes CTF 2025」はブルーチームに求められる幅広い知識・技術が求められる CTF だったと感じています。各シナリオの問題の回答となるインシデントの痕跡を探し当てるために、端末内に残存する各種ログファイルやレジストリ、メモリのダンプファイルといった実際の調査対象となるデータの解析をする形式でした。」とコメントしている。