有田周辺広域圏事務組合は11月21日、有田地方休日急患診療所の事務用パソコンへの不正アクセスについて発表した。
これは9月7日に、同組合が運営する有田地方休日急患診療所にて、マイナ保険証確認機器でエラーが発生したため、エラーコードの内容を確認するために事務用パソコンからインターネットで調査していた際、午後2時頃に偽のWindowsの警告画面が表示され、画面を閉じることができず警告音が鳴り続ける状況となり、画面に表示されたサポートセンターの電話番号に架電(国際電話)したところ、外国人と推測される者に繋がり、「トロイの木馬というウイルスに感染したため、パソコンがロックされている状態。解除するための案内をする。」と言われ、午後2時10分頃に指示通りソフトウェア(遠隔操作ツール)をインストールし、その後、ネットバンキングの情報についての聞き取りなどを電話で行いながら、午後2時30分頃までの間、20分程度遠隔操作が行われたというもの。

