川崎市上下水道局は12月25日、業務委託における個人情報を含む書類の一時紛失について発表した。
これは12月23日に、複数の書類が入ったカバンが第三者から上下水道局南部下水道事務所に届けられ、同市発注の家屋調査業務委託における調査対象家屋の個人情報を含む書類等が入っていることを確認したというもの。
当該業務の受託者である株式会社ランドサーベイでは12月22日に、調査対象となる家屋の敷地内(屋外の植込み)に置いていたカバンを紛失したことに気付き、捜索を開始するも発見には至らなかったが、同市への報告及び警察への通報を行わなかったという。
同市発注の業務委託では「個人情報の取扱いに関する情報セキュリティ特記事項」において、情報資産の厳重な保管及び搬送に努めなければならないことなどを定めており、業務の初回打ち合わせで確認するとともに、業務に従事する社員から「秘密保持に関する誓約書」が提出されていたが、個人情報を保護するための書類の常時携行などの措置を怠っていた。
漏えいの可能性があるのは、調査対象家屋の所有者等に関する氏名、住所、電話番号66名分と地図、家屋調査図、写真、登記簿、業務における打合せ簿及び業務上のメールのやりとり。
同市では、上下水道局及び建設緑政局から、個人情報漏えいのおそれのある対象者に謝罪の案内を行うとともに、問い合せへの対応を行う。
同市では個人情報の管理について、契約図書に記載しているにもかかわらず、ずさんな扱いがなされ、紛失した事実の報告もない状況であったことから、ランドサーベイに対し厳正に対応するとのこと。

