株式会社メディア4uは7月14日、SMS配信システムへの不正アクセスについて発表した。同社親会社である株式会社ファブリカホールディングスでも公表している。
これは6月24日に、メディア4uが提供するSMS送信システムへの外部からのサイバー攻撃(不正アクセス)を確認したというもの。
メディア4uでは不正アクセス確認後に、当該不正アクセスの遮断と関連ログの保全を行うとともに、外部の専門機関と連携し、侵入経路の特定、影響範囲の確定、原因究明を進めていた。
外部への漏えいが確認されているのは、同システムの管理コンソールに係るアカウント管理情報の一覧ファイルで、当該ファイルに含まれる主な項目は、アカウントID、ユーザー名、担当者名、都道府県・郵便番号、通知用メールアドレス等で、総レコード数は95,412件。このうち、担当者名または個人を識別し得るメールアドレス等、個人情報に該当し得る情報を含む可能性のあるレコードとして精査した件数は22,928件。
また、当該不正アクセスにより第三者が同システムを通じて不正にSMSを送信した事実が確認されている。現時点で確認されている不正送信の件数は280件で、特定の1社のクライアントアカウントを通じて行われている。
ファブリカホールディングスグループでは、該当の顧客に別途、個別に連絡のうえで必要な対応を案内する。
ファブリカホールディングスグループでは、下記の対応を進めている。
1.不正アクセスの侵入経路の特定及び遮断
2.不正利用防止のための予防的措置として、全顧客アカウントに係る認証情報のリセット及びパスワード再設定等の安全措置
3.外部の専門機関と連携した調査、原因究明及び再発防止策の検討
4.関係する監督官庁・第三者機関への報告等
ファブリカホールディングスグループでは調査結果を踏まえた上で、認証基盤の強化、多要素認証の導入、アクセス監視・検知体制の強化等の再発防止策を講じるとのこと。

