◆概要
2026 年 3 月に公開された、Langflow の脆弱性を悪用するエクスプロイトコードが公開されています。攻撃者に当該脆弱性を悪用されてしまった場合、脆弱性を含む Langflow が稼働しているサーバーに侵入されてしまいます。ソフトウェアのアップデートにより対策可能です。
◆分析者コメント
脆弱性は単純なパストラバーサルです。AI を用いたツールは、性質的に高い権限が与えられる可能性が高いため、AI を用いたツール自体の脆弱性管理は重要です。本記事で取り上げる脆弱性は、認証済みの攻撃者でなければ悪用できないため、認証設定や認証情報の強化によっても対策可能ですが、内部犯行の可能性などを考慮して、ソフトウェアのアップデートによる対策を推奨します。
◆深刻度(CVSS)
[CVSS v3.1]
8.8
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2026-5027&vector=AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H&version=3.1&source=Tenable%20Network%20Security,%20Inc.
◆影響を受けるソフトウェア
Langflow のバージョン 1.8.4 およびそれよりも古いバージョンが当該脆弱性の影響を受けると報告されています。
◆解説
AI によるアプリケーション作成を支援するツールである Langflow に、遠隔コード実行につながる脆弱性が報告されています。
脆弱性は、Langflow の API である /api/v2/files に存在するパストラバーサルです。当該 API は Langflow サーバーとクライアント間でファイルを転送するためのものですが、ファイル名を指定する filename パラメーターの値が検証されていないため、ファイル名に ../ などの文字列を挿入してパストラバーサルすれば、Langflow サーバー内の任意の場所にファイルを作成できます。攻撃者は当該脆弱性を悪用して、悪意のある cron タスクの作成などにより、Langflow サーバーへの侵入が可能となります。
◆対策
Langflow のバージョンを 1.9.0 またはそれよりも新しいバージョンにアップデートしてください。認証設定や、利用者の認証情報の強化により、脆弱性が悪用されてしまう可能性を低減できます。
◆関連情報
[1] Tenable 公式ブログ
https://www.tenable.com/security/research/tra-2026-26
[2] National Vulnerability Database (NVD)
https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-5027
[3] CVE Mitre
https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2026-5027
◆エクスプロイト
以下の Web サイトにて、当該脆弱性を悪用して、遠隔から対象ホスト内部に任意のファイル作成を試みるエクスプロイトコードが公開されています。
GitHub - yahiahamza/CVE-2026-5027
https://github.com/yahiahamza/CVE-2026-5027/blob/main/exploit.py
#--- で始まる行は執筆者によるコメントです。
2026 年 3 月に公開された、Langflow の脆弱性を悪用するエクスプロイトコードが公開されています。攻撃者に当該脆弱性を悪用されてしまった場合、脆弱性を含む Langflow が稼働しているサーバーに侵入されてしまいます。ソフトウェアのアップデートにより対策可能です。
◆分析者コメント
脆弱性は単純なパストラバーサルです。AI を用いたツールは、性質的に高い権限が与えられる可能性が高いため、AI を用いたツール自体の脆弱性管理は重要です。本記事で取り上げる脆弱性は、認証済みの攻撃者でなければ悪用できないため、認証設定や認証情報の強化によっても対策可能ですが、内部犯行の可能性などを考慮して、ソフトウェアのアップデートによる対策を推奨します。
◆深刻度(CVSS)
[CVSS v3.1]
8.8
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2026-5027&vector=AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H&version=3.1&source=Tenable%20Network%20Security,%20Inc.
◆影響を受けるソフトウェア
Langflow のバージョン 1.8.4 およびそれよりも古いバージョンが当該脆弱性の影響を受けると報告されています。
◆解説
AI によるアプリケーション作成を支援するツールである Langflow に、遠隔コード実行につながる脆弱性が報告されています。
脆弱性は、Langflow の API である /api/v2/files に存在するパストラバーサルです。当該 API は Langflow サーバーとクライアント間でファイルを転送するためのものですが、ファイル名を指定する filename パラメーターの値が検証されていないため、ファイル名に ../ などの文字列を挿入してパストラバーサルすれば、Langflow サーバー内の任意の場所にファイルを作成できます。攻撃者は当該脆弱性を悪用して、悪意のある cron タスクの作成などにより、Langflow サーバーへの侵入が可能となります。
◆対策
Langflow のバージョンを 1.9.0 またはそれよりも新しいバージョンにアップデートしてください。認証設定や、利用者の認証情報の強化により、脆弱性が悪用されてしまう可能性を低減できます。
◆関連情報
[1] Tenable 公式ブログ
https://www.tenable.com/security/research/tra-2026-26
[2] National Vulnerability Database (NVD)
https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-5027
[3] CVE Mitre
https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2026-5027
◆エクスプロイト
以下の Web サイトにて、当該脆弱性を悪用して、遠隔から対象ホスト内部に任意のファイル作成を試みるエクスプロイトコードが公開されています。
GitHub - yahiahamza/CVE-2026-5027
https://github.com/yahiahamza/CVE-2026-5027/blob/main/exploit.py
#--- で始まる行は執筆者によるコメントです。

