一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月15日、NetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayにおけるリモートコード実行につながる脆弱性(CVE-2026-8452)について発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。
NetScaler ADCおよびNetScaler Gateway14.1-72.61より前のバージョン
NetScaler ADCおよびNetScaler Gateway13.1-63.18より前のバージョン
NetScaler ADC FIPS 14.1-72.61 FIPSより前のバージョン
NetScaler ADC FIPSおよびNDcPP 13.1-37.272より前のバージョン
watchTowr Labsは8月14日に、Citrix NetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayにおけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性の詳細分析を公表している。watchTowr Labsでは、本脆弱性が2026年6月30日に公表された、サービス運用妨害(DoS)や不審な動作につながる脆弱性(CVE-2026-8452)に関連するものとみており、NetScaler ADCおよびNetScaler GatewayがSAML SPまたはIdPとして構成されている場合に、認証なしでリモートコード実行が可能となる。
watchTowrではその後、Webshellを設置可能な概念実証(PoC)コードを公開している。
JPCERT/CCでは2026年8月15日時点で、本脆弱性の悪用を示す情報を確認していないが、本脆弱性の影響を受ける対象製品が国内で広く利用されていることを確認しており、今後PoCコードなどを悪用した攻撃の発生が懸念されるとしている。
Cloud Software Groupでは、本脆弱性を修正したバージョンへのアップグレードを推奨している。
