エスケーアイマネージメント株式会社は8月12日、不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性について発表した。
これは同社の社内業務用PC端末に、サポート詐欺を原因とする不正アクセスがあり、同社が保有する顧客等の個人情報を含むデータの一部が外部に漏えいした可能性が判明したというもの。
同社従業員は8月7日に、業務上必要な資料を作成するため、インターネット上でAIツールに関するウェブサイトを検索・閲覧していたところ、突然警告画面が表示され、サポートセンターへ連絡するよう誘導され、案内に従って連絡したところ、サポート担当者を名乗る者から指示を受け、遠隔操作ソフトをダウンロード・インストールしたという。
当該従業員はその後、異常を認識して同社システム担当者へ連絡したところ、第三者による遠隔操作が確認されたため、直ちにリモート操作にて当該PC端末のネットワーク接続を遮断し、第三者による操作を停止している。
同社でLanscope によるログ解析を実施した結果、当該PCに保存されていた個人情報を含むデータ約4,000ファイルの削除を確認している。
漏えいした可能性があるのは、該当PC端末内に保存されていた、同社の顧客等に関する氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス等を含むデータ(約4,000ファイル)。
同社では、外部への情報流出を示す事実は確認されておらず、流出の可能性は極めて薄いと判断しているが、第三者による遠隔操作が行われたことから、漏えいの可能性を完全に否定することはできないとしている。
なお、削除されたファイルについては一部バックアップデータが存在しないものの、同社業務およびサービスの提供等への支障は生じていない。
同社では、より正確な被害状況および事態の全容解明に向け、外部専門機関によるデジタルフォレンジック調査を実施予定。
同社では下記の再発防止策を講じるとのこと。
1.従業員に対するセキュリティ教育の徹底
サポート詐欺や不審なウェブサイト・ダウンロード誘導等に対する注意喚起と具体的な対処手順に関する講習を全従業員に実施し、ネットリテラシーの向上を図る。
2.技術的・組織的対策の強化
端末のアクセス制限・検知体制の見直しと不審な挙動を抑止・早期発見するためのセキュリティシステムの強化を推進。

