Okta「Auth0」が新機能を発表、AI エージェント活用や B2C / B2B アイデンティティを強化 | ScanNetSecurity
2026.09.07(月)

Okta「Auth0」が新機能を発表、AI エージェント活用や B2C / B2B アイデンティティを強化

 Okta Japan株式会社は9月3日、「Auth0」の最新機能を発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス

 Okta Japan株式会社は9月3日、「Auth0」の最新機能を発表した。

 「B2C向けAuth0」では、ユーザーのジャーニー全体におけるコンバージョン率を最適化しつつ、エージェント型コマースの安全性を確保する。Auth0の新機能で、企業は下記を実現できる。

・顧客・AIエージェント体験を通じた収益拡大
「Auth0 Identity Conversion Suite」の「Anonymous Sessions」機能で、見込み顧客の初回訪問時から追跡・認識が可能となり、ユーザーは会員登録前であっても、商品の閲覧、カートへの追加、離脱、再訪を行うことができ、ブランド側はその文脈を維持できる。さらに「Experiment Center」を利用することで、複数の登録・ログインフローを同時にテストしてコンバージョンへの影響を測定し、最も成果の高いフローを展開できる。

・AIエージェント経由の購買と収益成長
Auth0のAIエージェント認証・認可機能をベースに構築された新機能で、リテール、旅行、ホスピタリティなどのB2C企業は、重要な新しいコマースチャネルでシステムを保護し、顧客の本人確認を行えるようになる。顧客がChatGPTなどのサードパーティ製AIアシスタントを介して購入を行う際にも、Auth0が安全でスムーズな決済を実現する。

・消費者向けAIエージェント体験の創出
「AI Identity for Agentic Commerce」は、企業が自社で開発したAIアシスタントの安全性を確保するための機能群を提供し、オンラインの買い物客に安全に商品を提案したり、サポートを提供することを可能にする。

 Wyndham Hotels & Resortsのシニアバイスプレジデント 兼 CISOのEric Brohm氏は「Auth0のおかげで、以前は提供できなかった価値をロイヤルティ会員に提供できるようになりました。Wyndham Rewardsの多要素認証(MFA)やセキュリティ強化から、APIを活用したパートナー連携によるお客様向けの特別な体験創出まで、幅広く活用しています」とコメントしている。

 「B2B向けAuth0」では、複雑なマルチテナンシーを簡素化し、新規顧客のオンボーディングやエンタープライズグレードのアイデンティティ機能の追加を容易にする。追加となった新機能は下記の通り。

・B2B Connect
ユーザー、アプリ、またはトークンの完全な移行を強いることなく、既存のアイデンティティ基盤上にエンタープライズ対応のアイデンティティ機能を直接追加できる。既存の顧客体験をリスクにさらすことなく、90日以内にエンタープライズSSO、フェデレーション(アイデンティティ連携)、マルチテナント機能をスムーズに導入可能。

 Mitti by SafetyCultureのシニアソフトウェアエンジニアのBharg Sharma氏は「ガイド付きのステップ・バイ・ステップのセットアップと、SSO接続を有効化する前のテスト機能の組み合わせは、まさに画期的です。当社の顧客自身がSSOセットアッププロセス全体を管理し、設定を検証して自ら監査できるようになりました」とコメントしている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 学生による不適切な行い「患者様を特定できる情報が映ってはいなかったものの SNS に投稿する行為は医療従事者として極めて不適切」京都府立医科大学

    学生による不適切な行い「患者様を特定できる情報が映ってはいなかったものの SNS に投稿する行為は医療従事者として極めて不適切」京都府立医科大学

  2. 日本交通への不正アクセス、保有ファイルの一部が外部流出

    日本交通への不正アクセス、保有ファイルの一部が外部流出

  3. 首都直下地震70%時代のBCP再設計

    首都直下地震70%時代のBCP再設計

  4. メール配信システム「める配くん」の一部サーバに不正アクセス、配信先情報の一部が外部に取得されていた事実を確認

    メール配信システム「める配くん」の一部サーバに不正アクセス、配信先情報の一部が外部に取得されていた事実を確認

  5. IPA「10大脅威」から厳選したセキュリティ用語集を ISS が公開

    IPA「10大脅威」から厳選したセキュリティ用語集を ISS が公開

ランキングをもっと見る
PageTop