ホテルグランドヒル市ヶ谷は9月29日、同ホテルが導入しているサイトコントローラー「TEMAIRAZU」シリーズ(複数の宿泊予約サイトを一括管理するシステム)への不正アクセスについて発表した。
これは9月21日深夜に、同システムの提供元である手間いらず株式会社にて、一部の宿泊施設の予約者に不審なメッセージが届いているとの問い合わせがあり、調査した結果、過去に提供していたインストール型サービスを構成する機能の一部にセキュリティ上の問題があり、第三者から「TEMAIRAZU」シリーズへの不正アクセスが判明したというもの。
手間いらずによると、現時点までの調査で確認されている不正アクセスは、2026年9月21日に発生したものに限られており、その他の日時に同様の不正アクセスは確認されていないという。
手間いらずの調査によると、宿泊者情報の一部が第三者に閲覧または取得された可能性を否定できないことが確認されており、影響を受けた可能性のある顧客の範囲および情報の詳細については、引き続き確認を進めている。
ホテルグランドヒル市ヶ谷では現時点で、下記の条件すべてに該当する予約の一部について、予約者に「WhatsApp」を通じた不審なメッセージが送信されている事象を確認している。
・2026年9月21日までに成立した予約
・2026年9月21日以降の宿泊日の予約
・予約者が「WhatsApp」を利用している予約
手間いらずでは9月26日に原因となった箇所を特定し、当該箇所への対策を完了するとともに、再発防止および安全性向上に向けたセキュリティ対策を実施している。
ホテルグランドヒル市ヶ谷では引き続き、手間いらずと連携し、事実関係と影響範囲の把握に努めるとのこと。

