独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月28日、ヤマハ製YMS-VPN8およびYMS-VPN8-CPにおける引用符で囲まれていないファイルパスの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の松本一真氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
YMS-VPN8 Ver.1.04.00およびそれ以前
YMS-VPN8-CP Ver.1.04.00およびそれ以前
ヤマハ株式会社が提供するYMS-VPN8およびYMS-VPN8-CPには、登録されるWindowsサービスプログラムのファイルパスが引用符で囲まれていない問題が存在し、システムドライブへの書き込み権限を有するユーザによって、SYSTEM権限で任意のコードが実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとにソフトウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお本脆弱性は、下記のバージョンで修正されている。
YMS-VPN8 Ver.1.07.00
YMS-VPN8-CP Ver.1.07.00
また開発者は、ソフトウェアの更新が困難なユーザに対し下記の回避策の適用を推奨している。
Windowsパソコンを他の利用者と共用しない
信頼できない利用者にログインさせない
管理者権限を必要のない利用者へ付与しない
入手元が不明なファイルやプログラムを実行しない
