新種のバッチファイル型ワームウイルスに対応する緊急定義ファイルを発表(シー・エス・イー、シマンテック、日本ネットワークアソシエイツ)
株式会社シー・エス・イーは4月3日、新種ウイルス「BAT911」2種に対応した、ウイルス対策ソフト「Sophos Anti-Virus」用緊急定義ファイルを発表した。同社サイトからダウンロード可能。「BAT911(別名BAT.Chode.Worm)」は、バッチファイル型ワームで、多数のバッチフ
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「BAT/911-B」という2種が存在する。
http://www.cseltd.co.jp/security/
株式会社シマンテックは3月31日、「BAT.Chode.Worm」についての情報を発表し、対応定義ファイルを公開した。同ウイルスはバッチファイルを使うワームで、ISPのIPアドレスのサブネットを検索し、アクセス可能なコンピュータを見つけると自身をコピーするもの。感染しているコンピュータが再起動するとVBプログラムが起動し、毎月19日にC:ドライブ内のファイルを削除する。
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/b/batchodeworm.html
日本ネットワークアソシエイツ株式会社は4月4日、新種ウイルス「W95/Firkin.worm」についての情報を発表した。危険度は「低」と定義。同社DATデータ4072で対応可能。このウイルスは、発病すると911(米国の救急車番号)に電話したり、HDDフォーマットを行うもので、バッチファイルにサブネット検索を行うルーチンが組み込まれており、感染を広げていく。
http://www.nai.com/japan/virusinfo/virF.asp?v=W95/Firkin.worm&a=F
《ScanNetSecurity》