ワイヤレス情報機器向けウイルス対策製品を発表(エフ・セキュア)
エフ・セキュア社は8月11日、英シンビアン社が開発・販売している携帯情報端末、多機能携帯電話向けOS「EPOC」に対応する世界初のアンチ・ウイルスデバイス「F-Secure AntiVirus for EPOC」を発表した。
シンビアン社の「EPOC」は広範囲なワイヤレス・アプリケーショ
製品・サービス・業界動向
業界動向
シンビアン社の「EPOC」は広範囲なワイヤレス・アプリケーションと通信機能を備えており、世界中の携帯電話の85%以上を製造している幾つかの企業にプラットフォームとして採用されている。
「F-Secure AntiVirus for EPOC」は、稼動中にリアルタイムで、バイナリー・ウイルス、スクリプト言語ウイルス、トロイの木馬、メールボムから情報を保護する。また、同社の「モバイル・スキャナ・テクノロジー」が採用され、新種ウイルスが発生した直後に、同社の研究員が解析し、駆除できるようになっている。さらに同製品は、エフ・セキュア社のポリシー・マネジャを通じた集中型ポリシー・ベース管理という特性を備え、電波を介してアンチ・ウイルス機能をいつでも自動的にアップデートできるようになっている。
同製品の早期利用可能プログラムは、適格なハードウェアのベンダ及びオペレータとの連携により、近々スタートする予定となっている。
http://www.f-secure.com/news/2000/news_2000080900.html (英文)
《ScanNetSecurity》