【Web改竄の対策とツール(第7章)】(溝口 弘恵)
「アメリカにおけるWebセキュリティ対策」
特集
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アメリカでのファイアーウォール構築の現状
1.セキュリティーアウトソーシング企業について
ファイアーウォールを構築するには、有能なネットワークアドミニストレーターを雇うか、スタッフをトレーニングするか、アウトソーシング企業に依頼するという3つの方法がある。
自社でファイアーウォールを構築する場合、TCP/IP,インターネットサービス、ファイアーウォール、VPN(virtual private networks)そしてデータ/通信の暗号化ならびに管理をするネットワークアドミニストレータ−が必要になる。ネットワークアドミニストレータ−育成に費やす費用と時間は、数千人の従業員と4つの営業所をもつ企業と仮定すると、ファイアーウォール導入の初年度に$126,000必要とする。そして現行のWAN維持費に$84,120。トータルで$210,120が必要である。
構築済のファイアーウォールを管理・維持・サポートを提供してくれるアウトソーシング企業に依頼すれば、年中無休ファイアーウォールを管理するという煩わしさから開放されるのである。
今回はアメリカにおけるネットワークセキュリティーのアウトソーシング企業を4社紹介する。尚、以下に提示してある<サービス価格>は前述したケースにおいての概算である。
溝口弘恵(Writer)
MizoguchiHiroe@aol.com
http://members.aol.com/hiroem
※本記事は、Scan Security Handbook Vol.5(Web改竄の対策とツール)から の抜粋記事です。Scan Security Handbook Vol.5は下記URLよりお申込いた だけます。詳細&申込: http://vagabond.co.jp/vv/p-sh05.htm
(詳しくはScan本誌をご覧ください)
http://www.vagabond.co.jp/scan/
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