メールマーケティングの普及にともなって広がるウィルス送信事件
企業がマーケティングの手段のひとつとして、メールによるダイレクトメルやメールマガジンを自社で発行するケースが増加している。
製品・サービス・業界動向
業界動向
これにともなって、ウィルスに感染したメールを顧客に送信してしまう事件がひろがっている。
メールによるマーケティング活動は、メールを送信するだけなので、安易に考えて実施する企業が少なくない。しかし、その安易な発想が、顧客に大きな被害を与えてしまう危険性をひめている。
大手SIベンダが提供、運用しているメールマガジンシステムもウィルス送信事件を引き起こしていることや、数多くのメールマガジン読者を抱えるネット企業のメールサーバがSMTPサーバの不正中継対策を施しておらないためにORBSに登録されるなど、メールマーケティングにともなう運用上のセキュリティ留意点は、かなりあるといえる。
○編集部より
web改竄、ウィルス配信なども事件を発見した場合は、編集部までお知らせください。 scan@vagabond.co.jp
◇最近のウィルス配信事件
日本サムソン 2001.2.28
https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/1696.html
千葉県産業振興センター 2001.2.26
https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/1694.html
ワコール 2001.2.22,23
https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/1691.html
松下興産株式会社 2001.2.13
http://www.mid.co.jp/news/owabi1.html
株式会社丸井マルサ
https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/1586.html
河合塾 2001.1.29
http://www.keinet.ne.jp/keinet/owabi.html
有限会社ユウキプランニング 2001.1.5
http://www.sasebo.ne.jp/info.html
イワタニアグリグリーン 株式会社 2000.12.21
http://www.87kousaten.com/virus.html
東京証券取引所 2000.12.20
https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/1395.html
ネットストリーム株式会 2000.12.13
http://www.quiz.ne.jp/info/20001213.html
《ScanNetSecurity》