ハッカー集団PoisonBOx、ニュージーランドのセキュリティ会社を攻撃(Co-Logic 社) | ScanNetSecurity
2026.04.16(木)

ハッカー集団PoisonBOx、ニュージーランドのセキュリティ会社を攻撃(Co-Logic 社)

 ニュージーランドのセキュリティ会社Co-Logic 社がハッカー集団PoisonBOxの最も新しい被害者となった。ハッカーの行為を監視するため、同社は“ハニーポット(蜜の壷)”サーバを設定した。同社によると、データは何も含まれていなく、悪質なハッカー行為のログをとる

国際 海外情報
 ニュージーランドのセキュリティ会社Co-Logic 社がハッカー集団PoisonBOxの最も新しい被害者となった。ハッカーの行為を監視するため、同社は“ハニーポット(蜜の壷)”サーバを設定した。同社によると、データは何も含まれていなく、悪質なハッカー行為のログをとるのが目的だったので、そのサイトのセキュリティは脆弱だったという。しかし、PoisonBOxは同サイトに侵入した後、同社の本物のシステムにも侵入しサイトを改ざんしたのである。

 MIS Corporate Defence社のネットワークセキュリティ・アナリストPaul Rogers氏は今回の攻撃に関し「疑問点がいくつかある。ハッカーは、どのような方法でおとりサイトから本物のシステムへの侵入を成功させたのだろう。ハニーポット・システムのサーバは、本物のシステムへのアクセスが不可能な離れたネットワークに設定すべきだった。今回のようなハッカーの行為を監視するおとりサイトを開設する場合、適切なポリシーと手続きが必要となる。でなければ、厄介な問題を抱えることになるだろう」と述べた。

 Co-Logic 社サイトの脆弱性は、FrontPage 98が適切に削除されていなかったことに起因する。さらに悪いことに、PoisonBOxが同社のシステムに侵入した後、PoisonBOxと敵対関係にある別のハッカー集団が同社のシステムに再度侵入しサイトを改ざんした。Co-Logic 社の創始者Arjen de Landgraaf 氏は「今回の事件はある意味、困惑する出来事だった。しかし、結果的には当社が気づかなかった脆弱性を発見できた」と語っている。

 PoisonBOxは過去に多数のハッキングを行っており、Ford 社、Sony Music社が被害に遭っている。MISのRogers氏によると、犯行の手口は自動脆弱性スキャン・ツールや改ざんツールを使用しており、それらのツールはインターネット上で容易に入手できるという。

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 「すでに感染してしまった」最悪のシナリオで訓練実施 ~ LINEヤフーのランサムウェア対応訓練

    「すでに感染してしまった」最悪のシナリオで訓練実施 ~ LINEヤフーのランサムウェア対応訓練

  2. テインへのランサムウェア攻撃、サーバ上に犯行声明文ファイルを確認

    テインへのランサムウェア攻撃、サーバ上に犯行声明文ファイルを確認

  3. ホームページ内の個人情報非表示の Excel ファイルは検索エンジンの検索結果から閲覧可能

    ホームページ内の個人情報非表示の Excel ファイルは検索エンジンの検索結果から閲覧可能

  4. 佐藤工業の作業所の NAS に不正アクセス、本人情報と緊急連絡先が閲覧された可能性

    佐藤工業の作業所の NAS に不正アクセス、本人情報と緊急連絡先が閲覧された可能性

  5. 生産プラントに影響なく操業継続 ~ 住友金属鉱山のフィリピン子会社にランサムウェア攻撃

    生産プラントに影響なく操業継続 ~ 住友金属鉱山のフィリピン子会社にランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop