新投票システム導入に際し、模擬選挙を開催して学生にハッキングを呼びかける(フロリダ州) | ScanNetSecurity
2026.04.15(水)

新投票システム導入に際し、模擬選挙を開催して学生にハッキングを呼びかける(フロリダ州)

 フロリダ州ブロワード郡の自治体は、現在2000万ドルのタッチスクリーン投票システムの購入に向けて審議を進めている。昨年(2000年)12月の大統領選で全米のみならず全世界の注目を浴びた同郡は、その際に半ば嘲笑の的となったパンチカード投票用紙の廃止を余技なくさ

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 フロリダ州ブロワード郡の自治体は、現在2000万ドルのタッチスクリーン投票システムの購入に向けて審議を進めている。昨年(2000年)12月の大統領選で全米のみならず全世界の注目を浴びた同郡は、その際に半ば嘲笑の的となったパンチカード投票用紙の廃止を余技なくされた。そこで、代替の投票システムとして浮上したのがタッチスクリーン式の投票システムである。しかし、その安全性を危ぶむ声が相次いだため、同自治体は模擬選挙を開催し学生らにハッキングを呼びかけることにした。新投票システムの安全性を立証するためである。

 郡行政委員会議長John Rodstorm氏は「同システムの導入にあたり、最大の懸念はコンピュータの悪用だ。もし、そのシステムにセキュリティ上の問題があるのならば、模擬選挙の学生によるハッキングで発覚するだろう。学生の中には、非常に高度な技術を持つ者もいるのだから。我々が購入を予定しているシステムの安全性を確信したいと思っている」と説明した。 

 タッチスクリーン投票システムは、投票者がビデオモニターを使って候補者を選んだ後、コンピュータのハードディスクにその投票を記録するものだ。同郡の行政委員会は、新投票システムのセキュリティをチェックするため、高校と市民団体を対象に模擬選挙を開催する予定だ。しかし、同郡教育委員会の一部は、ハッキングを呼びかけることは、学生に悪影響を与えかねないとして難色を示している。

《ScanNetSecurity》

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