ウイルス届出件数・不正アクセスの届出件数ともに2008年を下回る(IPA/ISEC)
独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は1月6日、2009年12月分および2009年年間の「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況」を発表した。発表によると、2009年12月のウイルスの検出数は約6.6万個と、11月から5.7%減少した。また、1
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不正アクセス届出状況では、12月の届出件数は9件で、このうち6件が何らかの被害に遭っていた。不正アクセス等の相談受付状況では、不正アクセスに関連した相談件数は22件であり、このうち14件が何らかの被害に遭っていた。被害届出の内訳は、侵入3件、なりすまし2件、その他1件となっている。相談受付状況では、12月の相談総件数は1,794件。このうち「ワンクリック不正請求」に関する相談が576件(11月は903件)、「セキュリティ対策ソフトの押し売り」行為に関する相談が7件(11月は6件)、Winnyに関連する相談が6件(11月は0件)、「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメール」に関する相談が1件(11月は0件)などとなっている。
2009年年間の届出状況では、ウイルス届出件数は16,392件と2008年の21,591件から大幅に減少した。届出されたウイルスは125種類(2008年は136種類)で、このうち2009年に初めて届出されたウイルスは9種類(2008年は19種類)となっている。不正アクセスの届出件数は149件で、2008年の届出件数155件から6件(約4%)減少した。
IPA/ISEC:コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況[12月分および2009年年間]について
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2010/01outline.html
《ScanNetSecurity》