止まらない個人情報の流出 サイト管理者は十分な自覚を!
Webサーバー上に保存されている個人情報の漏洩が、相変わらず続いている。この1ヶ月あまりでも多数の流出が確認されており、サイト管理者は十分な注意と、きわめて重要な情報を取り扱っていることを自覚する必要があるだろう。
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問題の多くは、個人情報を登録するCGIが設置されているパーミッションの設定ミスによるもので、外部から閲覧可能となっている。単純な設定ミスによって引き起こされており、まるまるディレクトリ内部が閲覧出来る物から、書き出されるCSVファイルなどの一部が閲覧出来る状態となっている物など様々なパターンが確認されている。
また、データの多くが「addr.csv」というファイル名になっており、設置ディレクトリ名から、容易にURLが割り出すことが可能になっている点も、改めて見直すべき問題であろう。
編集部では、過去にも数度にわたりこの問題に対する注意喚起を行っている。Webサイト管理者は改めて下記の記事をご覧頂き、自分のサイトが十分な安全性が確保されているか、改めて確認して頂きたい。
多数の i モード EC 構築用CGI で個人情報が多数流出の危険(2002.1.7)
https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/3688.html
「i モード EC サイト個人情報流出事件」ではなにがおきたのか?
(2002.1.10)
https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/3699.html
《ScanNetSecurity》