Macintosh OS X のセキュリティ‐その 2
現時点で、OSX 10.0 のプレビュー版ユーザが OSX 10.0 を使用して約 2 週間程が経つ。 彼らは、おそらく非常に熱い期待を寄せてそのリリースを待ち望んでいたと思われる。しかし、Apple が全ての UNIX の教祖およびアプリケーション開発者に対して OSX のリリースを目
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前回の Mac OS X に関するセキュリティ概要で述べた通り、 Mac OS X は殆どの Mac ユーザにとって全く新しいオペレーティング・システムだ。その土台となっている UNIX は、ポイント&クリックのコミュニティにとって馴染みのないシステムであり、また、そのインターフェースに関しては NeXT/OpenStep ユーザおよび Mac OS X サーバ管理者以外の人々にとって、確かに異質なものだ。その優れたグループ に対しても OSX は多数の新規および修正されたスキームや戦略を持っており、それがプラットフォームへの変換を多少困難にしている。また UNIX ユーザに対しても、Mac OS X は、その見直されたディレクトリ構造やカスタマイズされたバイナリに関して部分的に性質が異なるのだ。
Mac OS X にあるそれら全ての性質を異にする要素について、ある程度の慎重さを持ってシステムにアプローチすることが重要だ。Mac ユーザがアプリケーションをインストールして再起動したものの、その動作について悩んでいた日は過去のものとなり、何か問題が検知されたなら、容易にサービスからそれを排除できる。それでは、机の一番下の引き出しにしまわれたウイルス・ソフトウェアについて再考してみよう。データの完全性および個人の安全性を保守するため、ここでセキュリティ全般の新しい見解が必要である。
前回の記事で、全てのコンピュータ・システムのセキュリティ確保に役立つ方法をいくつか説明した。それらのセキュリティ措置は必要不可欠である。それを怠った場合、さらなる措置を講じても全く意味をなさなくなる。しかし、厳正に措置を講じた場合は、全てのハッキング攻撃、悪意ある破壊活動もしくはウイルス攻撃の 95% を確実に阻止できるのだ。
[情報提供:SecureMac]
http://www.securemac.com/
[翻訳:関谷 麻美]
(詳しくはScan本誌をご覧ください)
http://shop.vagabond.co.jp/m-ssw01.shtml
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