最新の技術で対処するメッセージングセキュリティ(その1) | ScanNetSecurity
2025.10.08(水)

最新の技術で対処するメッセージングセキュリティ(その1)

-eSafe Gateway/Mail-
アンチスパム・アンチリレー・アンチボム・アンチスプーフィング

特集 特集
-eSafe Gateway/Mail-
アンチスパム・アンチリレー・アンチボム・アンチスプーフィング


■スパム概要

 一般的に不必要な迷惑メール、スパムメールはここ数年で急速に増加しオフィス、ホームユーザに関わらず受信されるようになっています。スパムメールは、ネットワークトラッフィック帯域幅の大部分を消費しISPやビジネスユーザなどに対し大きな影響を与えています。現在スパムメールの割合は受信される全ての電子メールの平均25%以上になります。2007年までには、電子メールトラッフィックの85%がスパムメールになるだろうという推測もあります。


■比較的容易に実施できるスパムメール対策

 よく言われるスパムメール対策方法として、SMTP AuthentificationやPOP before SMTPがありますが、SMTP Authentificationの方はメールクライアントに依存している関係で、まだあまり一般的ではありません。一方、POP before SMTPは対応しているメールクライアントが多い為よく利用されています。POP before SMTPは、SMTPというメール送信プロトコルの通信を開始する前に、POP(メール受信プロトコル)の認証を使ってユーザ名とパスワードを認証する仕組みで、認証後は一定時間(約10分間)認証されたIPアドレスからのメール送信を許可するというものです。


■eSafe Gateway/Mailで総合的なメッセージングセキュリティ対策

 eSafe Gateway/Mailで標準化されているメールセキュリティ技術は5つあります。
・アンチスパム
・アンチリレー
・アンチボム
・アンチスプーフィング
・メールブロックポリシー
 その中でも、今回はアンチスパムの技術について詳しく説明したいと思います。


株式会社アラジン ジャパン
インターネットセキュリティチーム
セキュリティエンジニア
小林 秀行


(詳しくはScan本誌をご覧ください)
http://shop.vagabond.co.jp/m-ssw01.shtml

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. クラウドサーバのアクセスキーを GitHub 上で公開、クラフトビール定期便サービス「Otomoni」顧客情報漏えいの可能性

    クラウドサーバのアクセスキーを GitHub 上で公開、クラフトビール定期便サービス「Otomoni」顧客情報漏えいの可能性

  2. アサヒグループホールディングスにランサムウェア攻撃、情報漏えいの可能性を示す痕跡を確認

    アサヒグループホールディングスにランサムウェア攻撃、情報漏えいの可能性を示す痕跡を確認

  3. サイバー攻撃者が変更偽装困難なたったひとつの特徴

    サイバー攻撃者が変更偽装困難なたったひとつの特徴

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. 一部を使用し保険募集活動も ~ アクサ生命の元従業員が個人情報を無断で持ち出し

    一部を使用し保険募集活動も ~ アクサ生命の元従業員が個人情報を無断で持ち出し

ランキングをもっと見る
PageTop