最新の技術で対処するメッセージングセキュリティ(その1)
-eSafe Gateway/Mail-
アンチスパム・アンチリレー・アンチボム・アンチスプーフィング
特集
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アンチスパム・アンチリレー・アンチボム・アンチスプーフィング
■スパム概要
一般的に不必要な迷惑メール、スパムメールはここ数年で急速に増加しオフィス、ホームユーザに関わらず受信されるようになっています。スパムメールは、ネットワークトラッフィック帯域幅の大部分を消費しISPやビジネスユーザなどに対し大きな影響を与えています。現在スパムメールの割合は受信される全ての電子メールの平均25%以上になります。2007年までには、電子メールトラッフィックの85%がスパムメールになるだろうという推測もあります。
■比較的容易に実施できるスパムメール対策
よく言われるスパムメール対策方法として、SMTP AuthentificationやPOP before SMTPがありますが、SMTP Authentificationの方はメールクライアントに依存している関係で、まだあまり一般的ではありません。一方、POP before SMTPは対応しているメールクライアントが多い為よく利用されています。POP before SMTPは、SMTPというメール送信プロトコルの通信を開始する前に、POP(メール受信プロトコル)の認証を使ってユーザ名とパスワードを認証する仕組みで、認証後は一定時間(約10分間)認証されたIPアドレスからのメール送信を許可するというものです。
■eSafe Gateway/Mailで総合的なメッセージングセキュリティ対策
eSafe Gateway/Mailで標準化されているメールセキュリティ技術は5つあります。
・アンチスパム
・アンチリレー
・アンチボム
・アンチスプーフィング
・メールブロックポリシー
その中でも、今回はアンチスパムの技術について詳しく説明したいと思います。
株式会社アラジン ジャパン
インターネットセキュリティチーム
セキュリティエンジニア
小林 秀行
(詳しくはScan本誌をご覧ください)
http://shop.vagabond.co.jp/m-ssw01.shtml
《ScanNetSecurity》