セキュリティホール情報<2003/04/21>
──────────────────────────────〔Info〕──
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脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
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※ 下記の情報は、SCAN シリーズの「Scan Daily EXpress」の見出しを転載したものです
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<プラットフォーム共通>
▽ BitchX
4月12日から13日の間にダウンロードされたBitchXには、トロイの木馬をダウンロードするFTPサイトが混入していた。このトロイの木馬をインストールしてしまうと、システム上でコマンドを実行される可能性がある。
▽ rinetd
rinetdの0.62以前のバージョンには、接続リストのサイズが十分に調整されていないことが原因でバッファオーバーフローの脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、攻撃者がリモートから64以上の接続を確立してバッファオーバーフローを引き起こし、システム上で任意のコードを実行したりサーバをクラッシュさせる可能性がある。 [更新]
▽ Oracle E-Business Suite
Oracle E-Business Suite は、細工された HTTP リクエストに対して RRA(Report Review Agent)または FNDFS (FND ファイルサーバ) が適切なチェックをしていないことが原因で、セキュリティホールが存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、リモートから不正にファイルアクセスされる可能性がある。 [更新]
<その他の製品>
▽ Twilight Utilities
Twilight Utilities Web Serverには、DoS攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。リモートの攻撃者は4,096以上のキャラクタを含んだ不正なHTTP GETリクエストを送信することで、サーバをクラッシュできる可能性がある。
▽ NB 1300 modem/router
NB 1300 モデム/ルータには、ユーザネームやパスワードなどの情報をローカルから変更されるセキュリティホールが存在する。 [更新]
▽ Ez Publish
Ez Publishのバージョン3.0およびそれ以前には、複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、クロスサイトスクリプティングやパス情報の奪取、機密性の高い情報の漏洩といった攻撃を受ける可能性がある。
▽ EZ Server
EZ Serverには、リモートからディレクトリトラバーサルを実行されるセキュリティホールが存在する。リモートの攻撃者は細工された"dot dot"シークエンスを含む細工されたURLリクエストを送信することで、ディレクトリトラバーサルを実行できる可能性がある。
▽ NETGEAR RP114
NETGEAR RP114のファームウェアバージョン3.26には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、攻撃者にクッキーベースのログ情報を参照される可能性がある。 [更新]
▽ NetScreen
NetScreen Global PRO Policy Manager は実装上の原因により、セキュリティホールが存在する。本来、AES 暗号を使用する設定が、実際には DES暗号を使用して通信を行う可能性がある。 [更新]
<Microsoft>
▽ regedit.exe
Microsoft Windows OSの'regedit.exe'レジストリにはセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、別名を使用したローカルユーザーに任意のコマンドを実行される可能性がある。
▽ win2k.sys
Microsoft Windows Server 2003、Windows .NET Standard ServerおよびWindows Whistler Serverには、win2k.sysが原因でDoS攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。この脆弱性を悪用されると、リモートの攻撃者からシステムをクラッシュされる可能性がある。
▽ Windows kernel
Windows NT 4.0、2000、XPのMicrosoft Windows kernelにおいてバッファオーバーフローの脆弱性が発見された。リモートの攻撃者に権限を昇格される可能性がある。 [更新]
▽ IIS 5.0
Windows 2000のIIS 5.0にバッファオーバーフローの脆弱性が発見された。この問題が悪用されると、リモートから任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]
<UNIX共通>
▽ Gaim
GaimのEncryption Pluginは、decrypt_msg() メッセージパラメータの文字列の長さを適切にチェックしていないことが原因で、セキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモート攻撃者からシステムをクラッシュされる可能性がある。 [更新]
<Linux共通>
▽ Vexira Antivirus
Vexira Antivirusには、バッファオーバーフローの脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者に権限を昇格される可能性がある。
▽ xinetd daemon
xinetd daemonバージョン2.3.10-6には、メモリリークが原因でDoS攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。攻撃者は、多数のコネクションを確立することによってシステム上のメモリリソースをすべて消費できる可能性がある。
▽ mod_access_referer
mod_access_refererバージョン1.0.2を使用したApache HTTPサーバには、DoS攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。攻撃者は、NULL pointerを参照させる細工されたHTTPヘッダを埋め込んだURLを送信することでDoS攻撃が可能になる。 [更新]
▽ Eye Of Gnome
EOG(Eye Of Gnome)をメールクライアントのデフォルトのイメージビューワとして設定している環境で、任意のコードを実行できる脆弱性が発見された。 [更新]
<リリース情報>
▽ Linux kernel 2.5.68
2.5.68がリリースされた。
http://www.kernel.org/
▽ Linux kernel 2.4.21-pre7-ac2
2.4.21-pre7-ac2がリリースされた。
http://www.kernel.org/
▽ Nessus 2.0.4
Nessus 2.0.4がリリースされた。
http://www.nessus.org/
▽ xinetd 2.3.11
xinetd 2.3.11がリリースされた。
http://www.xinetd.org/
<セキュリティトピックス>
▽ 資料・統計
@police、重要なお知らせ:OpenSSLの脆弱性を攻撃するプログラムの検証結果について(更新情報)
http://www.cyberpolice.go.jp/
▽ ウイルス情報
トレンドマイクロ、BKDR_XETUN.A
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=BKDR_XETUN.A
▽ ウイルス情報
シマンテック、Backdoor.Monator
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/b/backdoor.monator.html
▽ ウイルス情報
シマンテック、Backdoor.Sdbot.G
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/b/backdoor.sdbot.g.html
▽ ウイルス情報
シマンテック、Backdoor.XTS
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/b/backdoor.xts.html
▽ ウイルス情報
日本ネットワークアソシエイツ、Keylog-Panteras application
http://www.nai.com/japan/virusinfo/virK.asp?v=Keylog-Panteras%20application
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《ScanNetSecurity》