首相官邸ホームページの紆余曲折の1年 概要
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昨年、小泉内閣メールマガジン創刊直後に、首相官邸ホームページにクロスサイトスクリプティングの脆弱性が発見された。問題は1つではなく、最初の発見(2002年3月13日)を皮切りに、次々とセキュリティホールが発見され、e-Japanを推進しているはずの内閣におけるセキュリティの甘さが露呈する結果となった。
◇問われる国の危機管理 〜首相官邸の実態〜(2002.6.4)
https://www.netsecurity.ne.jp/article/11/7257.html
それから1年余りたった現在、同サイトの状況はどのように変化したのか。セキュリティの啓蒙活動を行っているoffice氏によると、現在、office氏によって指摘された問題の箇所については修正が施されているという。ただ、その修正が完了したのは2003年3月末。約1年近くもかかってようやく修正が施された。しかし、本当にこれですべての問題が解決したのだろうか。
この1年に首相官邸ホームページで発見された問題とその対応状況については、来週(7月15日)発行号の「Scan Security Management」、および再来週(7月22日)発行号の「Scan WEB Security」にて全文掲載される。
「Scan Security Management」
http://shop.vagabond.co.jp/m-ssm01.shtml
「Scan WEB Security」
http://shop.vagabond.co.jp/m-sws01.shtml
《ScanNetSecurity》