セキュリティホール情報<2003/07/11>
──────────────────────────────〔Info〕──
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脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
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※ 下記の情報は、SCAN シリーズの「Scan Daily EXpress」の見出しを転載したものです
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<プラットフォーム共通>
▽ Apache
Apacheは実装上の原因より、複数のセキュリティホールが存在する。攻撃者にこれらのセキュリティホールを悪用された場合、リモートおよびローカルからDoS攻撃を受けたり意図しないciphersuiteが使用される可能性がある。
▽ laforge-group
laforge-groupのboard51、forum51、news51は、ユーザ名とパスワードをuser.idxファイルとしてデータディレクトリにストアすることが原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に機密性の高い情報を奪取される可能性がある。
▽ XChat
XChatのバージョン1.8.11は、DoS攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にクライアントをクラッシュされたり任意のコードを実行される可能性がある。
▽ BEA WebLogic Server
BEAのWebLogic Serverのバージョン6.1、7.0、7.0.0.1は、ノードマネージャのkeyfileパスワードをプレーンテキストでコマンドラインに載せることが原因でセキュリティホールが存在する。。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者からノードマネージャのプライベートキーを奪取される可能性がある。
▽ BEA WebLogic
BEAのWebLogic ServerおよびExpressのバージョン7.0、7.0.0.1は、リモートの攻撃者にコンソールアクセスを奪取されるセキュリティホールが存在する。
▽ BEA WebLogic
BEAのWebLogic ServerおよびExpressのバージョン7.0、7.0.0.1、8.1は、ローカルの攻撃者にアドミニストレータのパスワードを奪取されるセキュリティホールが存在する。
▽ ColdFusion MX / JRun
ColdFusion MXおよびJRunは細工されたURLを適切にチェックしていないことが原因で、セキュリティホールが存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、リモートからソースコードを奪取される可能性がある。 [更新]
▽ Acrobat Reader
Adobe Acrobat Readerのバージョン5.0.7は、WWWLaunchNetscape機能が原因でバッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にターゲットユーザのシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]
<その他の製品>
▽ Cisco Catalyst OS
Cisco Catalyst OSは非標準のTCPコンビネーションフラグが含まれたTCPパケットを適切に処理していないことが原因で、セキュリティホールが存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、リモートからDoS攻撃を受ける可能性がある。
▽ Q-Shop
Windows用Q-Shopのバージョン2.5は、upload.htmスクリプトが認証を必要としていないことが原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に機密性の高い情報を奪取される可能性がある。
▽ ezTrans Server
Windows用ソフトであるezTrans Serverは、ディレクトリトラバーサルを実行されるセキュリティホールが存在する。リモートの攻撃者は"dot dot"シークエンスを含んだ細工されたURLリクエストをdownload.phpスクリプトに送ることで、サーバ上のあらゆるファイルを参照できる可能性がある。
▽ 1st Security Agent / 1st Screen Lock
Windows用ソフトである1st Security Agentおよび1st Screen Lockは、書き込み可能なディレクトリにパスワード設定をプレーンテキストで保存することが原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者にパスワードを修正されたりユーティリティを使用不能にされる可能性がある。
▽ ICQ Pro
ICQ ProのWindows版バージョン2003 aは、パスワードを入力することなくログインできるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者に目標ユーザのアカウントでログインされる可能性がある。 [更新]
▽ BillingExplorer
Windows用ソフトであるBillingExplorerは、クライアントとサーバ間で認証や機密性を提供していないことが原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に課金データを修正される可能性がある。 [更新]
▽ Canon GP300
WebSpoolerのバージョン4.5.062が搭載されているWindows用Canon GP300プリンタは、DoS攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にプリンタを使用されたり、サーバをクラッシュされる可能性がある。 [更新]
▽ IglooFTP PRO
Windows用ソフトであるIglooFTP PROのバージョン3.8は、バッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]
▽ ネットワークデバイスドライバ
多くのネットワークデバイスドライバは適切な処理をしていないことが原因で、セキュリティホールが存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、リモートからネットワーク上に流れるさまざまな情報を奪取される可能性がある。 [更新]
<Microsoft>
▽ Microsoft SQL Server
Microsoft SQL Serverは、CreateFile API機能が特定のタイプのリソースを適切に制限していないことが原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者に権限を昇格される可能性がある。
▽ Outlook Web Access
Microsoft Outlook Web Accessは、リモートの攻撃者にOWAユーザのパスワードを奪取されシステム上で任意のコードを実行されるセキュリティホールが存在する。
▽ Windows 2000
Microsoft Windows 2000のユーティリティ マネージャは、Windowsメッセージの処理が原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に権限を昇格される可能性がある。 [更新]
▽ Windows SMB サービス
Microsoft WindowsのSMB(Server Message Block)サービスは、細工されたSMBパケットのinstructionsパラメータを適切にチェックしていないことが原因で、バッファオーバーフローの問題が存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、リモートからDoS攻撃を受けたり任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]
▽ HTMLコンバータ
WindowsのHTMLコンバータは、HTMLコンバータ内でデータのカット・アンド・ペーストを行い変換処理をする際に適切なチェックをしていないことが原因で、バッファオーバーフローの問題が存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、リモートからDoS攻撃を受けたり任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]
▽ Internet Explorer
Microsoft Internet Explorerのバージョン6.0は、"C:aux"をロードしようとすると応答不能に陥ることが原因でDoS攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にブラウザをクラッシュされるHTMLを作成される可能性がある。 [更新]
<その他の製品>
▽ Q-Shop
Windows用Q-Shopのバージョン2.5は、upload.htmスクリプトが認証を必要としていないことが原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に機密性の高い情報を奪取される可能性がある。
▽ ezTrans Server
Windows用ソフトであるezTrans Serverは、ディレクトリトラバーサルを実行されるセキュリティホールが存在する。リモートの攻撃者は"dot dot"シークエンスを含んだ細工されたURLリクエストをdownload.phpスクリプトに送ることで、サーバ上のあらゆるファイルを参照できる可能性がある。
▽ 1st Security Agent / 1st Screen Lock
Windows用ソフトである1st Security Agentおよび1st Screen Lockは、書き込み可能なディレクトリにパスワード設定をプレーンテキストで保存することが原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者にパスワードを修正されたりユーティリティを使用不能にされる可能性がある。
▽ ICQ Pro
ICQ ProのWindows版バージョン2003 aは、パスワードを入力することなくログインできるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者に目標ユーザのアカウントでログインされる可能性がある。 [更新]
▽ BillingExplorer
Windows用ソフトであるBillingExplorerは、クライアントとサーバ間で認証や機密性を提供していないことが原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に課金データを修正される可能性がある。 [更新]
▽ Canon GP300
WebSpoolerのバージョン4.5.062が搭載されているWindows用Canon GP300プリンタは、DoS攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にプリンタを使用されたり、サーバをクラッシュされる可能性がある。 [更新]
▽ IglooFTP PRO
Windows用ソフトであるIglooFTP PROのバージョン3.8は、バッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]
<UNIX共通>
▽ Coda
Codaのバージョン6.0.1は、RPC2(Remote Procedure Call)ライブラリが原因で、DoS攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にDoS攻撃を実行される可能性がある。
▽ zkfingerd
zkfingerdのバージョン2.0.2は、複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にフォーマットストリング攻撃を受けたり、システム上で任意のコードを実行される可能性がある。
▽ Teapop
Teapopの認証モジュールは、細工された文字列を適切にチェックしていないことが原因でセキュリティホールが存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、リモートから任意のSQLを実行される可能性がある。 [更新]
▽ XBlockOut
XBlockOutは細工されたdisplayオプションを適切にチェックしていないことが原因で、バッファオーバーフローの問題が存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、ローカルから権限を昇格される可能性がある。 [更新]
▽ Liece
Lieceは、EmacsとLieceを使用している環境において、作成されるテンポラリファイルが適切なセキュリティ対策を施されていないことが原因で、シンボリックリンク攻撃の問題が存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、ローカルから任意のファイルを上書きされる可能性がある。 [更新]
<Linux共通>
▽ terminatorX
terminatorXのバージョン3.80は、ユーザの入力を適切にチェックしていないことが原因で、セキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者に権限を昇格される可能性がある。
▽ Mozart
MozartのMIME設定ファイルは、適切な設定を行っていないことが原因でセキュリティホールが存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、リモートから任意のコードを実行される可能性がある。[更新]
▽ PHPSysInfo
PHPSysInfoは適切なチェックをしていないことが原因で、セキュリティホールが存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、ローカルから任意のファイルを参照される可能性がある。 [更新]
▽ SKK
SKK(Simple Kana to Kanji conversion program)は、EmacsとSKKを使用している環境において、作成されるテンポラリファイルが適切なセキュリティ対策を施されていないことが原因で、シンボリックリンク攻撃の問題が存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、ローカルから任意のファイルを上書きされる可能性がある。 [更新]
<リリース情報>
▽ Linux kernel 2.5.75
Linux kernel 2.5.75がリリースされた。
http://www.kernel.org/
▽ Linux kernel 2.4.21-bk6
Linux kernel 2.4.21-bk6がリリースされた。
http://www.kernel.org/
▽ cacti 0.8.2
cacti 0.8.2がリリースされた。
http://www.raxnet.net/products/cacti/
▽ NSD 1.2.0
NSD 1.2.0がリリースされた。
http://www.nlnetlabs.nl/nsd/
<セキュリティトピックス>
▽ サポート情報
トレンドマイクロのサポート情報がアップされている。
2003/07/10 更新
http://www.trendmicro.co.jp/esolution/newsolution.asp
▽ サポート情報
日本ネットワークアソシエイツ、ここ一週間のあいだに更新(あるいは新掲載)されたQ & A
2003/07/11 更新
http://www.nai.com/japan/pqa/pqa_newqa.asp
▽ セミナー情報
日本ネットワークセキュリティ協会、第2回JNSA西日本支部主催セキュリティセミナー「個人情報保護法の概要とその実践」
http://www.jnsa.org/
▽ セミナー情報
日本ネットワークアソシエイツ、McAfeeセミナー・イベントを更新
http://www.nai.com/japan/seminar/seminar.asp
▽ トピックス
JPRS、「JP DNSの安定運用への取り組みについて」を掲載
http://jprs.jp/tech/jp-dns-info/2003-07-10-jp-dns-operation.html
▽ トピックス
JPRS、JPRSがRFC準拠の日本語JPドメイン名登録管理サービスを本日より開始
http://jprs.co.jp/press/030710.html
▽ 統計・資料
総務省、電気通信事業紛争処理委員会(第40回)議事録
http://www.soumu.go.jp/hunso/iinkai/030620_2.html
▽ ウイルス情報
シマンテック、W32.Laorenshen.Trojan
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/w/w32.laorenshen.trojan.html
▽ ウイルス情報
シマンテック、Keylogger.Cone.Trojan
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/k/keylogger.cone.trojan.html
▽ ウイルス情報
日本ネットワークアソシエイツ、W32/Israz.worm
http://www.nai.com/japan/security/virI.asp?v=W32/Israz.worm
▽ ウイルス情報
ソフォス、W32/Israz-A
http://www.sophos.co.jp/virusinfo/analyses/w32israza.html
▽ ウイルス情報
ソフォス、W32/Graps.worm, W32.HLLW.Graps, Win32.Graps
http://www.sophos.co.jp/virusinfo/analyses/w32grapsa.html
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