国内におけるスパム(迷惑)メール実態調査結果を発表(シマンテック) | ScanNetSecurity
2024.05.03(金)

国内におけるスパム(迷惑)メール実態調査結果を発表(シマンテック)

 株式会社シマンテックは2月12日、「スパム(迷惑)メール実態調査」結果を発表した。この調査は、国内のインターネットユーザ4,002名に予備調査を行い、その中でスパムメールを受信した経験のある1,200名を対象に実施したもの。予備調査の結果、最もスパムを取っている

製品・サービス・業界動向 業界動向
 株式会社シマンテックは2月12日、「スパム(迷惑)メール実態調査」結果を発表した。この調査は、国内のインターネットユーザ4,002名に予備調査を行い、その中でスパムメールを受信した経験のある1,200名を対象に実施したもの。予備調査の結果、最もスパムを取っている比率が高いのは20代男性の92.9%で、40代男性の91.1%、50歳以上の女性層は75.9%であり、年代や性別に関係なく無差別に送られていることが明らかとなった。
 本調査の結果、スパムメールの内訳は、「出会い系サイトの宣伝」が59.1%と最も多く、「意味不明な英文その他外国語のメール」が50.6%、「わいせつなサイトの宣伝」が45.8%、「SOHO・在宅ワ−クなどの宣伝」41.8%となっている。この調査結果から、出会い系やわいせつサイトなどのスパムが、女性や未成年者に対しても無差別に送られていることが判明した。また、スパムメール対策として、「何もしていない」と答えた人は29.0%、52.0%は「メールを見て、手動で削除」という消極的な対応であり、「メーラーのフィルタ機能を利用」が20.8%でインターネット歴が長くなるほど「メーラーのフィルタ機能を利用」する比率が高くなっているという。この調査の結果、ユーザの7割以上がスパムメールを不愉快なものと思っているにも関わらず、何らかの対策をとっているユーザは比較的少ないことが明らかとなった。

http://www.symantec.co.jp/region/jp/presscenter/index.html

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  2. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  3. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  4. 2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

    2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

  5. クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

    クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

  6. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  7. 雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  8. 「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

    「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

  9. SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

    SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

  10. トレーニング 6 年ぶり復活 11/9 ~ 11/15「CODE BLUE 2024」開催

    トレーニング 6 年ぶり復活 11/9 ~ 11/15「CODE BLUE 2024」開催

ランキングをもっと見る