Windowsの脆弱性対策サービス「セコムUpdate Suport」販売開始(セコムトラストネット)
セコムトラストネット株式会社は、Windows脆弱性対策に関するIT管理者の負荷軽減と、利用者任せになりがちなWindows修正モジュールの適用の集中管理を可能にする「セコムUpdate Support」を5月より提供開始したと発表した。
最近のワームは、アンチウイルスソフトや
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最近のワームは、アンチウイルスソフトやIDS等では対応出来ないWindows OSの脆弱性に対して攻撃するものが多発している。全世界的規模で蔓延した「Blaster」がその代表例であるが、最近確認された「Sasser」等のように、日本語版のWindowsではインタネットに接続しただけで攻撃される極めて危険度の高いものが発生している。このような状況への対応策として、全社規模で各利用者のWindows OSのUpdateを早急に実施することがあげられるが、利用者任せではこの全社規模での対応をスピーディに実施することは難しく、さらに社員数や拠点数が多い企業ほどその実施状況を的確に把握し対応することはIT管理者にとってかなりの負荷となる。
この問題を解決するため、「セコムUpdate Support」は、マイクロソフト社から提供されるWindows修正モジュールを自動でダウンロードし、IT管理者が必要と判断する修正モジュールのみを簡易にクライアントPCに適用することでWindows Update作業をスピーディに実施できる。また、Updateの状況を集中管理できることから、IT管理者の負荷低減となる。さらに、Windowsに関する脆弱性情報や、修正モジュール適用に関する不具合についても問い合わせすることができる。
セコムUpdate Support詳細
http://www.secomtrust.net/news/2004/bb_suds20040506.html
《ScanNetSecurity》