39%が「誰かを殺したい」。15歳以下のネット利用実態調査結果を発表(NS総研)
ネットアンドセキュリティ総研株式会社は、「少年情報探偵団(仮)」の予備プロジェクトである「ネット利用意識調査」の成果の一部を発表した。
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「少年情報探偵団(仮)」は、若年層の情報強者の層に特化した調査を実施し、その実態および今後の姿を明らかにすることを目的としたプロジェクト。
この調査は、同社のネットリサーチサービス「BizMarketing サーベイ」を使用し、15歳以下の男女の児童157人を対象に行われたもので、調査時点は2004年6月3日〜6月6日。
調査結果によると、回答者の80%が「インターネットを毎日利用している」と答え、中でももっとも利用しているのは「eメール」でその比率は63%、ついで「掲示板」が25%であり、若年層にとってインターネットが完全に生活の一部となっていることが明らかとなった。
さらに、興味深い調査結果として、「インターネット利用時に頭に来た経験がある」答えた児童が66%、「誰かを殺したいと思ったことがある」という回答が39%であったことがあげられる。また、殺したい人物としては「学校の友達」が21%ともっとも多く、ついで「学校の先生」が18%、「父親」が15%であり、選択項目に盛り込まれていた「ネットの友達」や「その他の友達」などの友人に関してはきわめて少数であった。
同社では、今後も、年齢に依存しない視点での調査・分析を行っていくとのこと。
また、この調査結果の詳細は、少年情報探偵団(仮)の成果として近日中に公表される予定である。
リリース
http://ns-research.jp/top/pressr/press/200406071.html
《ScanNetSecurity》