フロリダ州、スパム送付で起訴
●6万5000件以上のスパム送付
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4月4日、フロリダ州のチャーリー・クリスト検事総長が、タンパ在住の男性2人を、6万5000件以上の不法e-mailを送ったとして提訴した。フロリダ州ではスパム対策法が2004年7月1日に施行したが、本訴訟は同州で初めての訴訟となった。
起訴されたのは、スコット J. フィラリー(25歳)とドナルド E. タウンセンド(34歳)の2人。送付したメールは、医薬品やたばこの不法販売、著作権設定のある映画の違法ダウンロードなどのサービスを行う75件以上の異なるウェブサイトにリンクされていた。
被告が送付したe-mailは不法なキャンペーンで、通常、数日ごとにウェブサイト名を変えて、全く同じ内容のものが登場する。メールの中には、調剤報酬を請求することを隠しておいて、後に請求金額に上乗せしてきたものもあった。また、2人はスパムを送信する人員を募集するメールまで送付していた。
【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
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