ウイルス届出件数、不正アクセス被害の相談がともに増加、IPAが月報
IPA/ISEC(独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター)は11月4日、10月度のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を発表した。
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発表によると、10月度のウイルスの検出数は約319万個で、9月の約323万個から1.4%の減少となった。
また、10月の届出件数は4,071件で、9月の4,723件から13.8%の増加となった。届出数は、全体の約8割(約246万個)をW32/Netskyが占め、以下W32/Mytob(約59万個)、W32/Bagle(約4万個)と続く。
不正アクセスの届出件数は22件であり、そのうち被害のあった件数は15件、また、35件の相談件数のうち25件が何らかの被害に遭っていた。
被害届出の内訳は侵入10件、メール不正中継1件、その他(被害あり)4件であった。
IPA/ISEC:コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況[10月分]について
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2005/11outline.html
《ScanNetSecurity》