Websense、SonyのDRMアンインストーラを利用するWebサイトを発見
米ウェブセンス社は11月17日、同社のセキュリティ情報分析機関「WebsenseSecurity Labs」がエンドユーザのPCで悪質な活動を行うための手段として、SonyのDRMアンインストーラを利用するWebサイトを発見したという報告を受けたと発表した。
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最近発表されたSonyのDRMアンインストーラがCOMオブジェクトを含んでいることが発見されている。アンインストーラは、rootkitを削除するためにCOMオブジェクトをPCに送り込むが、このCOMオブジェクトはインストール後も削除されない。そのため、これを攻撃経路として利用する悪質なWebサイトに対し、PCが無防備な状態にさらされてしまう。
Websense Security Labsでは、この脆弱性が潜在することが報告された直後に、データ分類とインターネット・マイニングの手法に検出メカニズムを追加した。今のところ発見されたサイトは多くないが、悪質なサイトがこの脆弱性を利用してエンド・ユーザを攻撃する可能性は高いとしている。
Malicious Website: Sony Uninstaller Exploits
http://www.websensesecuritylabs.com/alerts/alert.php?AlertID=340
《ScanNetSecurity》
