迅速なウィルス対応と一元集中管理のセキュリティ・ソリューション −F-Secureアンチウィルス クライアントセキュリティ−(1)
コンピュータウィルスへの不安・被害については、今やテレビ他、各種メディアにも取り上げられ、PCユーザーでなくとも、誰もがその影響を認識している時代になっている。しかし、ウィルスの被害は一向にとどまることはなく、数年前と比較して、ウィルスの技術レベル・新
特集
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各セキュリティプロダクトベンダーは、とどまるところを知らないウィルスとの戦いの日々を送っているのが現実の姿である。
それらセキュリティプロダクトベンダーの中でウィル対策ソフトを開発・提供しているベンダーの1社としてエフ・セキュア社(日本法人名:日本エフ・セキュア株式会社(http://www.f-secure.co.jp/)が提供しているF-Secureアンチウィルス クライアントセキュリティを検証する機会を得ることができた。
エフ・セキュア社は、1990年よりウィルス対策製品開発に取り組み、提供をしてきた老舗ベンダーである。老舗だから必ずしも良い製品と決めることはできないが、ウィルス対策ソフトウェアに関しては言えば、歴史の長さは非常に重要な要素を占める。長い歴史の中で、多くのウィルスを検知・研究し、また、対策の配布、配信方法においても失敗と改善を繰り返してきた過程があり、後発のベンダーと比較した場合に、やはり質の違いが出てくる。
F-Secureアンチウィルスクライアントセキュリティは、いわゆるPC向けのウィルス対策ソフトウェアである。PC向けの製品において、非常に重要なことは「インストールが楽」「運用が個人に依存しない」ことである。たとえ機能が豊富であったとしても、導入そのものが困難であったり、運用が維持できない状況では意味が薄い。実際、個人に依存してしまっていることが、ウィルスの被害を増加させてしまっている一因にもなっている。
【執筆:又江原 恭彦】
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(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec
《ScanNetSecurity》