スパイ活動が疑われたLenovoのPC | ScanNetSecurity
2026.02.22(日)

スパイ活動が疑われたLenovoのPC

米国国務省が最近、中国のLenovoとPC1万5000台購入の契約を結んだ。しかし、この契約について米中経済・安全保障関係検討委員会(US - China Security Review Commission:USCC)が諜報活動に使用される恐れがあるとの懸念を示していると、『Red Herring』が報じた。

国際 海外情報
米国国務省が最近、中国のLenovoとPC1万5000台購入の契約を結んだ。しかし、この契約について米中経済・安全保障関係検討委員会(US - China Security Review Commission:USCC)が諜報活動に使用される恐れがあるとの懸念を示していると、『Red Herring』が報じた。

米中経済・安全保障関係検討委員会のワーツェル委員長は、「外国の諜報機関のメンバーが働いている会社で、米国の連邦政府機関が製品を購入するとして、諜報員が何かしようとは思うのは当然」と語る。そのため、PCに諜報用機器を出荷前に取り付ける可能性があるとして、“徹底的な調査”を求めているようだ。

Lenovoは1984年、北京のコンピュータサイエンスの専門家のグループが“Legend”という名称で創設した会社で、中国の消費者向けPCのメーカーとして重要な位置を占めてきた。2003年には社名をLenovoに変更。さらに2005年にはIBMがPC事業部をLenovoに売却している。

2005年のIBMとの契約時にも、Lenovoの従業員による情報盗難、軍事利用などを危惧した財務省の対米外国投資委員会(CFIUS)が調査を行った。米国は基本的には海外からの米国内直接投資を歓迎するが、国土安全保障に影響する場合は例外となっており、CFIUSでは外国資本による米国企業買収の調査を行う。昨年の契約時には最終的に3月に、CFIUSの審査を通過、承認が下りた。

【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】

──
(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

    信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

  2. フォレンジック調査を無駄にしないため サイバー攻撃被害発生時にやってはいけないNG行動集、個人情報保護委員会が公表

    フォレンジック調査を無駄にしないため サイバー攻撃被害発生時にやってはいけないNG行動集、個人情報保護委員会が公表

  3. IPA「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度 (JC-STAR) 通信機器 ★3セキュリティ要件」公開

    IPA「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度 (JC-STAR) 通信機器 ★3セキュリティ要件」公開

  4. CI/CDツールに内在する脆弱性を悪用 ~ 学校法人アジア学院に不正アクセス

    CI/CDツールに内在する脆弱性を悪用 ~ 学校法人アジア学院に不正アクセス

  5. クリックしていないのにアダルトサイトに登録させる「ゼロクリック詐欺」(シマンテック)

    クリックしていないのにアダルトサイトに登録させる「ゼロクリック詐欺」(シマンテック)

ランキングをもっと見る
PageTop