大企業のセキュリティの鍵は内部関係者?(1)ハッカーに狙われやすい大企業
8月29日、AT&Tがハッカーによりウェブサイトの攻撃を受け、1万9000件近くのクレジットカード情報をはじめとする個人情報を不正に獲得されたと発表があった。
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AT&Tは情報通信サービスを提供しており、テレコミュニケーションに関しては、米国最大のオペレーターだ。ハイスピードのDSL接続のための機器を販売する、AT&Tのウェブサイトのオンラインストアを、複数のハッカーが狙った。正確に侵入されたのはいつか、日付等は明らかにされていないが、週末ということなので、8月26日か27日ということになる。AT&Tでは、攻撃されてから数時間以内にシステムへの不正アクセスに気づいた。そして、直ちにオンラインショップを一時シャットダウンしている。
同時に当局に通報、情報を盗難された顧客に関わる金融機関などに連絡した。続いて、E-MAILや電話、書面で漏洩の被害者に通知も行っている。その中で被害者からの相談に応じるためのフリーダイヤルを設定したことを連絡した。大企業の強みだろう。迅速にできる限りの措置をとっている…
【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
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《ScanNetSecurity》