「ソフトウェア契約に潜むリスクとその法的対策」(5) | ScanNetSecurity
2026.03.12(木)

「ソフトウェア契約に潜むリスクとその法的対策」(5)

−契約における重要事項の明確化とは?−

特集 特集
−契約における重要事項の明確化とは?−


本年平成18年6月15日、昨今の重要インフラを担うコンピュータシステムが相次いでシステムダウンをし、社会生活に重大な影響を及ぼした反省を踏まえて、経済産業省から「情報システムの信頼性向上に関するガイドライン」が提示されました。このガイドラインはベンダのみならずユーザの責任も定めたもので、多方面で注目されています。今回は、このガイドラインを踏まえて、ソフトウェア契約に潜むリスクとその法的対策について分かりやすくご説明致します。

────

15 「1.契約における重要事項の明確化」

「情報システムの信頼性向上に関するガイドライン」は、「情報システム利用者と情報システム供給者は、特に、下記の事項については明確に契約において規定すべきである。」とし、以下の4点を上げています。

(1)システムライフサイクルプロセス全体における重要事項の規定の明確化
(2)仕様変更の取扱に関する規定の明確化
(3)障害発生時の対応手順等の規定の明確化
(4)障害発生時の責任関係に関する規定の明確化

16 「1.(1)システムライフサイクルプロセス全体における重要事項の規定の明確化」

ガイドラインは、「本ガイドライン「III.企画・開発及び保守・運用全体における事項」に掲げられている、情報システム利用者と情報システム供給者が明確化・共有すべき事項については、原則として契約において規定する。」としています。

すなわち、下記の28項目は…

【執筆:弁護士・弁理士 日野修男】( nobuo.hino@nifty.com )
日野法律特許事務所 ( http://hino.moon.ne.jp/ )

──
この記事には続きがあります。
全文はScan Security Management本誌をご覧ください。

◎有料版Scan申込> http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m02_ssm

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. アドバンテストのネットワークに不正アクセス、ランサムウェア展開可能性

    アドバンテストのネットワークに不正アクセス、ランサムウェア展開可能性

  2. 「地域生活支援システム」に入力された約 500 名分のデータが滅失、異なる場所に保存する設定を行っていたことが原因

    「地域生活支援システム」に入力された約 500 名分のデータが滅失、異なる場所に保存する設定を行っていたことが原因

  3. L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解

    L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解PR

  4. じほうが利用するクラウドメールサービスに不正ログイン、アドレス帳に登録されたアドレスにフィッシングメール送信

    じほうが利用するクラウドメールサービスに不正ログイン、アドレス帳に登録されたアドレスにフィッシングメール送信

  5. 厚生労働省初動対応チームの派遣を受け対応 ~ 白梅豊岡病院にランサムウェア攻撃

    厚生労働省初動対応チームの派遣を受け対応 ~ 白梅豊岡病院にランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop