PCからの漏洩の危険性を自動分析できるリスク管理技術を開発(NEC)
日本電気株式会社(NEC)は12月4日、PCからの情報漏洩の危険性(漏洩リスク)を自動的に判定し、漏洩リスクの高さに応じた対策を実行することで企業のセキュリティ対策を効率的に実現する「漏洩リスク管理技術」を開発したことを発表した。
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新技術は、PCが保持する情報の機密度を高精度に判定する機密文書検出技術、セキュリティ設定の脆弱性に起因する漏洩リスクを自動分析するリスク評価技術、PCごとに最適な対処方法を自動的に導き出す対策立案技術の開発と融合により実現したもの。これにより企業の管理者は、漏洩リスクの高いPCの有無を容易に把握できるようになり、効率的なセキュリティ管理を少ない労力で実現可能になるという。
同社は、今後、同システムの社内利用による導入効果の実証と改良をすすめ、早期の実用化を目指していく。
http://www.nec.co.jp/press/ja/0612/0406.html
《ScanNetSecurity》