「Lotus Mobile Connect」の最新版を発表、料金体系を大幅に見直し(日本IBM)
日本アイ・ビー・エム(IBM)株式会社は12月13日、スマートフォンやPDAなどの携帯端末や外出先のノートPCから企業内サーバにアクセスする際に安全性を確保するソフトウェア「Lotus Mobile Connect」の最新版V6.1を発表した。出荷開始は2007年1月4日の予定。
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本製品は、帯域幅の最適化、コスト削減、セキュリティーの確保を実現できるように設計された通信プラットフォーム。脆弱なWLANやWAN接続においてデータを暗号化するモバイルVPNを構築し、より安全なSSLレベルの接続を実現可能にするもの。最新版6.1は、スマートフォンの代表的なOSであるWindows Mobile V5およびSymbian OS v9.1に対応。これにより、稼働するスマートフォンの機種が従来の1機種から7機種へと拡大した。また今バージョンより、中堅企業など少人数の環境でも利用し易いように料金体系を改訂。サーバ側ソフトの価格を大幅に下げた代わりに、クライアント料金が新設された。ユーザー数が700人以下の場合は、従来より割安となるとのこと。
新価格は、サーバ側ソフトが715,000円/1CPU、クライアントソフトが12,200円/1ユーザー。対応するOSは、サーバがAIX、Sun Solaris、Linux。クライアントは、Windows XP、Linux Client、Windows Mobile V5、Symbian OS V9.1など。
http://www-06.ibm.com/jp/press/20061213001.html
《ScanNetSecurity》