情報セキュリティ責任者・担当者のための解説本を発行、書店にて発売中(IPA)
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は4月17日、情報セキュリティ責任者・担当者のための教科書「情報セキュリティ教本」を刊行したと発表した。A5判/368ページ。定価は2,500円。出版社は実教出版。全国の書店にて販売中。
製品・サービス・業界動向
業界動向
同書は、企業・学校・政府機関・団体などの情報セキュリティ担当者、責任者、部門長、経営者などを対象に、組織として情報セキュリティ対策をどのように行えばよいかを、基本的事項を網羅しながら、さまざまな事例を交えて解説したもの。昨年末に改訂版を発行した「情報セキュリティ読本」の姉妹本という位置づけ。
情報セキュリティの組織と体制づくりにはじまり、セキュリティポリシーのつくり方、情報の管理、リスクマネジメント、技術的対策の基本、導入と運用のポイント、脆弱性検査、セキュリティ評価などについて、基本的な事項をわかりやすい言葉で記し、PDCAサイクルの中でポイントとなることを現場の実践に役立つようにという観点から解説している。また、法令遵守の観点からどのようなセキュリティ対策を行なえば良いかにも触れている。
http://www.ipa.go.jp/security/publications/kyohon/index.html
《ScanNetSecurity》