送信前に上司がメールをチェックできるメール上長承認ソフトを発売(イー・ポスト)
株式会社イー・ポストは7月2日、情報漏洩を防止するメール上長承認ソフト「E-Post BossCheck Server」を8月1日より販売開始すると発表した。
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同製品はメールシステムのゲートウェイとして設置するもので、メール承認依頼者(一般社員など)がメールを送ると、そのメール承認者(上長)に自動的に承認依頼メールが届き、メールの中身をチェックして送信の可否を判断後、本来の宛先へメール送信することができるというもの。添付ファイルも本文と同様にチェック可能。却下されたメールは送信されず、理由などのコメントを追記して、承認依頼者に返送することができるため、誤字・脱字・宛先間違いなどの指摘はもちろん、単純なミスによる情報漏洩などを未然に防ぐことができる。
承認者は複数登録できるほか、キーワードによる振り分けにも対応。また、社員同士のメールはチェックしない、添付ファイルがある場合のみ、件名がキーワードに該当した場合のみなどのルールを設定することもできるため、状況や内容に応じた柔軟な運用が可能。別売のWebメールソフト「E-Post Mobile Mailer」を使えば、社外から携帯端末を使ってメール承認をすることもできる。
動作OSはWindows Vista/XP/2000 Server、Windows Server 2003。接続するメールサーバはRFC準拠のものであればOSが異なっても利用可能。外部のホスティング・レンタルサーバを利用する環境にも対応。価格は27万円前後(税別、50ユーザー)〜。
http://www.e-postinc.jp/doc/Press_epost_0707001.pdf
《ScanNetSecurity》