ホワイトペーパー抄録「データ転送に関する国際クレジットカードセキュリティ規格PCI DSS 適合のノウハウ」 | ScanNetSecurity
2024.05.04(土)

ホワイトペーパー抄録「データ転送に関する国際クレジットカードセキュリティ規格PCI DSS 適合のノウハウ」

製作:SSHコミュニケーションズ・セキュリティ株式会社

特集 特集
製作:SSHコミュニケーションズ・セキュリティ株式会社


現在、「資料・ホワイトペーパー」のコーナーで公開中のホワイトペーパーである「データ転送に関する国際クレジットカードセキュリティ規格PCI DSS適合のノウハウ」の本文を一部抜粋して掲載します。PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)とは、2005年4月にアメリカで発生したクレジットカードの最悪の大規模情報漏えい事件を受け制定された、カードの消費者情報保護を目的とした世界共通基準です。

データ転送に関する PCI DSS 適合のノウハウ」
>> https://shop.ns-research.jp/form/fm/ssh

>>PCI データ セキュリティスタンダード 概要

主要なクレジットカード協会は、業界全体を網羅する消費者データの保護を目的とする、「クレジットカード業界(PCI)のデータセキュリティスタンダード」と呼ばれる全世界共通の単一要件を共同で創設しました。 PCI のデータセキュリティ スタンダードは、ビザとマスターカードの独自の情報保護プログラムを取り入れ、要件・規制の基準および検証プロセスが整備されました。また、同一のゴールを目的としているにもかかわらず複数の基準を満たさなければならない、という販売業者の懸念に対処しています。

PCI のデータセキュリティ スタンダードは、クレジットカード会員のデータの保存、処理、または転送に関与するすべての会員、販売業者、およびサービスプロバイダに適用される、6 つの領域における要件を伴うセキュリティのフレームワークを規定しています。

表1 PCI のデータセキュリティフレームワーク
・安全なネットワークの構築・維持…要件 1 - 2
・カード会員データの保護…要件 3 - 4
・脆弱性を管理するプログラムの整備…要件 5 - 6
・強固なアクセス制御手法の導入…要件 7 - 9
・定期的なネットワークの監視およびテスト…要件10 -11


>> データ転送に関するセキュリティ要件

基準に準拠した転送のセキュリティ措置を実施するには、12 項目のPCIデータセキュリティ スタンダード要件のうち、要件1、2、4、6、および10 に特に注意を払う必要があります。(本稿は、下記の資料の一部抜粋です。下記URLから全文を閲覧可能です。)

「データ転送に関する PCI DSS 適合のノウハウ」
>> https://shop.ns-research.jp/form/fm/ssh

■ PCI DSS に関するSCAN過去の掲載記事

・クレジットカード会社連合が策定した「PCI DSS」の全貌 (2006年10月)
(1)「バリデーション対象となる加盟店」
https://www.netsecurity.ne.jp/7_7841.html
(2)「PCI DSSの監査の実態と費用」
https://www.netsecurity.ne.jp/7_7877.html
(3)セキュリティ評価ベンダーに認定されるまで
https://www.netsecurity.ne.jp/7_7942.html

・クレジットカードのセキュリティ基準、PCI DSS (2006年10月)
(1)ソーシャルガバナンス確立に向けて
https://www.netsecurity.ne.jp/7_7990.html
(2)セキュリティ基準の適用対象と検証方法
https://www.netsecurity.ne.jp/7_8292.html
(3)ソーシャルガバナンスの確立に向けて
https://www.netsecurity.ne.jp/7_8579.html
(4)PCI DSSの契機となった大規模漏えい事件
https://www.netsecurity.ne.jp/7_8779.html

・PCI DSS、一番身近で一番深刻なセキュリティ問題 (2007年3月)
(1)「クレジットカードセキュリティ基準、PCI DSS と ISMS の連携」
https://www.netsecurity.ne.jp/7_8780.html
(2) 「PCI DSS Ver1.1 の代表的な変更ポイント」
https://www.netsecurity.ne.jp/7_8826.html

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  2. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  3. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  4. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  5. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  6. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

    「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  7. 「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

    「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

  8. サイバーセキュリティ版「天国と地獄」~ サプライヤーへサイバー攻撃、身代金支払いを本体へ請求

    サイバーセキュリティ版「天国と地獄」~ サプライヤーへサイバー攻撃、身代金支払いを本体へ請求

  9. SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

    SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

  10. 「GMOサイバー攻撃 ネットde診断」Palo Alto、Cisco、SonicWall、OpenVPN に対応

    「GMOサイバー攻撃 ネットde診断」Palo Alto、Cisco、SonicWall、OpenVPN に対応

ランキングをもっと見る