現役ペンテスト技術者が選ぶ 使えるセキュリティツール (4)「AMAP」 | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

現役ペンテスト技術者が選ぶ 使えるセキュリティツール (4)「AMAP」

このコーナーでは、現役のペネトレーションテスト技術者が、使えるセキュリティツールを、ペンテストの現場の視点から紹介します。

特集 特集
このコーナーでは、現役のペネトレーションテスト技術者が、使えるセキュリティツールを、ペンテストの現場の視点から紹介します。

・名称…AMAP

・分野…フットプリンティング

・配布制限…GPL

・商用版の有無…無

・DL URL…http://www.thc.org/thc-amap/

・対応OS…Linux系OS


(1) 基本項目と概要
─────────
筆者の記憶が正しければ、以前に紹介したツールNMAPが「NetworkMapper」に対してAMAPは「Application Mapper」の略である。このツールはオープンポートへの接続を行い、その応答の確認と独自のデータベースと比較することでそのポートで行われているサービス(httpやSMTP、DNSなど)が何であるか(どのプロトコルか)ということが調査できる。


(2) コマンドサンプル
──────────
特筆すべき機能は、二つ存在する。

一つは「Mapping Mode」、もう一つは「Banner Mode」である。まず、この二つの説明をしておく。

「Mapping Mode」は、送信したパケットに対する反応を独自のデータベースと比較し、サービスの種類(プロトコル)を調査することができ、「Banner Mode」は指定したポートへと接続を行い、返ってきたメッセージ(バナー情報)を確認することが可能である…

【執筆:NTTデータ・セキュリティ株式会社 辻 伸弘】

NTTデータ・セキュリティ株式会社
http://www.nttdata-sec.co.jp/

──
(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  4. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  5. パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

    パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

ランキングをもっと見る
PageTop