強化が求められるワイヤレスセキュリティ(1)コーヒーを飲む程度の時間で攻撃が可能 | ScanNetSecurity
2026.11.06(金)

強化が求められるワイヤレスセキュリティ(1)コーヒーを飲む程度の時間で攻撃が可能

今年10月19日から21日まで開催されたハッカーの会議Toorconで、AirTight NetworksのVivek RamachandranとMd Sohail Ahmadが、WEPで保護されているワイヤレスネットワークからも、簡単にPCのデータを盗難できることをデモ実演した。Toorconは今年で9回目を迎え、米国サン

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今年10月19日から21日まで開催されたハッカーの会議Toorconで、AirTight NetworksのVivek RamachandranとMd Sohail Ahmadが、WEPで保護されているワイヤレスネットワークからも、簡単にPCのデータを盗難できることをデモ実演した。Toorconは今年で9回目を迎え、米国サンディエゴで開催された。

WEPのセキュリティは不完全で、簡単にデータを傍受できることは広く認識されている。しかし、WEPで保護されたデータを盗み出すためには、最低1つのアクセスポイントが作動していて、かつ認められたネットワークのRFアンテナが近くにあることが必要だとされてきた。

このような状況からWEPを用いてデータを守ることは、“自宅の玄関にとりあえず鍵をかけておくようなもの”といった比喩を用いるセキュリティ専門家もいる。空き巣、盗難にしっかり備えるには、ホームセキュリティシステムを利用するべきだろうが、とりあえず鍵さえかけておけば、簡単には泥棒に侵入されることはないというものだ。

しかし今回、AirTight Networks のアナリストは、アクセスポイントなしで短時間にWEPをクラックできることを実演した。「ネットワークコンフィギュレーション次第であるが、分離したクライアントコンピュータからWEPキーを回収することは可能だ」という。数分から2時間ほどの間に、無線LANでのセキュリティ機能であるWEP暗号化キーを獲得できる。AirTight Networksでは、コーヒーを飲んでいる程の短い時間で攻撃が可能だということで、“カフェラテ攻撃”と名づけた。

この攻撃では…

【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
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