2008年、増加するセキュリティ事件はこれ! | ScanNetSecurity
2025.12.04(木)

2008年、増加するセキュリティ事件はこれ!

 今年もあと1カ月あまりとなった26日、シマンテックのブログで2008年のセキュリティ・トレンドが発表された。来年の目立った動きとして予測されているのは、米国の大統領選挙関連の脅威、ボット、ウェブ脅威の進化、モバイルプラットフォーム、スパム、バーチャルワール

国際 海外情報
 今年もあと1カ月あまりとなった26日、シマンテックのブログで2008年のセキュリティ・トレンドが発表された。来年の目立った動きとして予測されているのは、米国の大統領選挙関連の脅威、ボット、ウェブ脅威の進化、モバイルプラットフォーム、スパム、バーチャルワールドの進化の6項目だ。

 まず選挙関連だが、来年は4年ぶりの大統領選挙の年で、候補者たちの活動もラストスパートに入り活発化する。前回選挙が行われた2004年、候補者サイトを訪れる有権者の数が飛躍的に伸びたと言われたが、その傾向は今回も変わっていない。

 アクセスする有権者が多くなれば、候補者の利用も増える。インターネットを利用しての公約発表、ビデオ広告、献金集め、ブログを用いて有権者とのつながりを強めるなど、さまざまな選挙戦術を展開する。多くの市民が利用するとみられているインターネット上での活動を、犯罪者側も当然フルに活かすだろう。献金集めと見せかけたフィッシング詐欺や候補者のサイトにマルウェアを仕掛けるなどの動きが予測されている。

 ボットの進化については、フィッシングサイトをボット化したゾンビPCがホスティングするというように、ボットの利用法が変わっていくと、シマンテックではみている。

 ウェブ脅威の進化についても指摘して…

【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
──
※ この記事は Scan購読会員向け記事をダイジェスト掲載しました
購読会員登録案内 http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?w02_ssw

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

    ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

  2. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  3. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  4. テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

    テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

  5. コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

    コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

ランキングをもっと見る
PageTop