クイズ番組への参加登録システム不備で個人情報が流出(北陸朝日放送)
北陸朝日放送株式会社(HAB)は7月9日、「全県民参加型クイズスタジアム 100万GOKUN!」(7月5日放送)の番組内で実施した携帯電話を使ったクイズ参加に登録した視聴者の個人情報が一部流出したと発表した。同社では、6月9日から同番組に参加するための同番組のサイトへ
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この際、携帯電話からの登録者の利便性を図るため「簡単ログイン」という機能を付加していた。これは携帯電話の個体識別番号を認識することで、その携帯電話からの情報を管理し、ログインの手間を簡略化させるというもの。しかし、番組放送当日の午後0時51分頃、携帯電話で登録を行った視聴者から「自らの登録情報を確認しようとしたところ、第三者の情報となっていた。自分の情報が漏れていることはないのか」と問い合わせがあった。
番組関係者が確認したところ、「簡単ログイン」の機能を設定し、登録情報の変更を行った場合に、第三者の情報になっている可能性があることが判明した。その後の調査で、第三者に情報が閲覧された可能性があるのは、最大で25名と判明した。なお、閲覧できた情報は、「氏名」「メールアドレス」「生まれた年」「電話番号」「住んでいる地域(市町名)」「性別」。HABは、同番組のシステムを株式会社FIXと共同開発し、サイト運営等を業務委託していた。
http://www.hab.co.jp/oshirase/100mangokun.pdf
《ScanNetSecurity》