フィッシング詐欺に関するユーザー調査の結果を公表、約25%がメール経験(フィッシング対策協議会) | ScanNetSecurity
2025.12.07(日)

フィッシング詐欺に関するユーザー調査の結果を公表、約25%がメール経験(フィッシング対策協議会)

 フィッシング対策協議会は7月30日、2月にインターネット利用者を対象とした「フィッシングに関するユーザ意識調査」を実施し、その調査結果をまとめサイトで公表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
 フィッシング対策協議会は7月30日、2月にインターネット利用者を対象とした「フィッシングに関するユーザ意識調査」を実施し、その調査結果をまとめサイトで公表した。

 今回で2回目となる同調査によると、フィッシング詐欺の手口は全体で87.1%の人に知られており、昨年度(81.2%)より認知度が向上したが、女性および10代の認知度が低いという傾向は昨年と同様だった。手口を知っている人のうち、フィッシング対策について普段気をつけていることが「ある」人は全体の46.3%。一方、普段気をつけていることが「ない」人も40.8%と、かなりいることが分かった。また、フィッシングの被害経験者は1.4%で、そのうち80.0%がIDなど個人識別情報を詐取され、46.7%が金銭的被害を受けたと回答している。

 PCでフィッシングメールを受け取ったと認識している人は全体で24.8%と、昨年度(14.8%)に比べ増加。また、携帯電話でフィッシングメールを受け取ったと認識しているのは、全体で11.4%だった。対策として「行っている」「知っている」「実行しようと思う」ものは、ともに「見知らぬアドレスからのメールは開かない」が一番多く、その次に「セキュリティ対策ソフト(フィッシング専用対策ソフトを含む)の導入」が続いている。

http://www.antiphishing.jp/2008/07/2008-1.html

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  2. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  3. FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

    FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

  4. 大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

    大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

  5. 191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

    191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop