ICカードやUSBトークンに対応した強力なPKI認証ソリューションを提供開始(VASCO)
株式会社 VASCO Data Security Japan は10月22日、PKIに対応した強力な認証、電子署名、データ保護によりセキュリティを強化する「DIGIPASS CertiID(デジパス・サーティアイディ)」の提供を開始した。
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DIGIPASS CertiIDは、マルチPKIデバイスに対応したマルチOS対応のPKIミドルウェア。ICカードやUSBトークンを使用して、デスクトップへのセキュアなアクセスとデータの保護を実現する大規模組織向け認証ソリューションとして開発されたもの。証明書と秘密鍵は、ユーザーが証明書の要求を初めて行った時点でデバイス内で生成され、デバイス上で管理されるため、秘密鍵がデバイスの外にエクスポートされることがないのが特長。さらに、文書への署名時にはPINコード(暗証番号)の入力を要求されるため、強力な認証環境を構築可能。また、トランザクションの否認防止機能も搭載されているため、データの整合性やソース検証により、トランザクションの相手が本人であることを確実に確認できる。
複数の認証局 (VeriSign、Microsoft、Entrust、Cybertrust等) をサポートしているほか、単一デバイス上でさまざまなログイン環境 (Web、Windows、Citrix等) を管理することが可能。動作環境としてはWindows CAPI、CNG、PKCS#11に対応し、Windows XP以上、Windows Server 2003以上、Linuxをサポート。また、Entrust社のPKIクライアントにも対応している。製品は、ICカード、USBトークン、USB+ワンタイムパスワード・トークンの3種類のパッケージで提供。
http://www.vasco.co.jp/Press/081022_DIGIPASS_CertiID.pdf
《ScanNetSecurity》