米ZL Technologiesのメール・ファイル統合管理ソリューションを提供開始(NTTデータ・セキュリティ)
NTTデータ・セキュリティ株式会社は5月28日、米ZLテクノロジーズ社と販売代理店契約を締結し、同社のメール・ファイル統合管理ソリューション「ZL Unified Archival」を提供開始すると発表した。
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同製品は、シンガポールで60万人の顧客を持つ大手ワイヤレス通信会社のメール・システムの開発・構築において培ったグリッド・アーキテクチャを基に開発された製品。アーカイブ時に同じ本文または添付ファイルを持つ複数メールに対し、送受信の宛先情報を作成した上で1つのセットのみを保存するなど、重複メールやファイルを削減・圧縮するデータストレージ最適化機能を始め、データ増加に応じて機器を追加することで簡単に、かつ段階的に拡張できる高いスケーラビリティ、各サーバへの負荷分散を可能とするグリッド・アーキテクチャによる冗長性とハイパフォーマンス処理などが特長。
また、アーカイブ時の検索用インデックスの自動生成により、蓄積された膨大な量のメールから対象となるメールを高速に検索・抽出できる他、メールヘッダや本文、添付ファイルなどに対する柔軟なフィルタリングも可能。日本版SOX法で義務づけられる「内部統制報告書」用に証左として利用することもでき、TCO削減とセキュリティ向上を同時に実現する。
http://www.nttdata-sec.co.jp/headline/2009/090528.html
《ScanNetSecurity》