SCAN DISPATCH :Firefoxのアキレス腱、アドオンの脆弱性が続々と発見される | ScanNetSecurity
2026.07.22(水)

SCAN DISPATCH :Firefoxのアキレス腱、アドオンの脆弱性が続々と発見される

 SCAN DISPATCH は、アメリカのセキュリティ業界及ハッカーコミュニティから届いたニュースを、狭く絞り込み、深く掘り下げて掲載します。

国際 海外情報
 SCAN DISPATCH は、アメリカのセキュリティ業界及ハッカーコミュニティから届いたニュースを、狭く絞り込み、深く掘り下げて掲載します。

──

 今まで安全と考えられいたFirefoxに、続々と脆弱性が発見されている。ニュージーランドのセキュリティ研究者2名が、アドオンのセキュリティについての研究結果を発表し、「アドオンをインストールしないのが一番」と、その脆さを指摘した。両氏へのインタビューがとれたのでそれを交えてレポートする。

 この発表は、ニュージーランドのオークランドに本社があるsecurity-assessment.com の Roberto Suggi Liverani 氏と Nick Freeman 氏が、7月30日から8月2日にラスベガスで行われたハッカーのコンファレンス、DefConで行った。両氏は、現在出回っているアドオンの中から、20ほどのアドオンを調査し、その中からブログ用アドオンの「ScribeFire」、リンクをクリックしなくてもこれをプレビューできる「CoolPreviews」、そして「Wizz RSS」に重大な脆弱性を発見した。このどれもが、Mozillaによって「推薦」されているか、ダウンロード数が多いポピュラーなものだ。

 アドオンとは、Firefoxの機能拡張用の小さなプログラムで誰もが開発できる。ユーザーは好きなものを選んでインストールすることができる。現在、約8,000以上のものが、オフィシャルサイトにアップロードされている。

Add-ons for Firefox
https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/

 アドオンのセキュリティに関しては、基本的な問題点が多い。その中でもブラウザのUIエレメントに登録され、一度登録されるとFirefox本体に完全に信頼される危険性を両氏は指摘する。そのため脆弱性のあるアドオンや悪意のあるアドオンでさえFirefoxに信頼されてしまうのが一番の問題点だという。つまり、たとえフィッシングやマルウェア検知ソフトウェアがインストールされていたとしても、検知することができないからだ…

【執筆:米国 笠原利香】
──
※ この記事は Scan購読会員向け記事をダイジェスト掲載しました
購読会員登録案内 http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?w02_ssw

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 患者の氏名・住所情報を利用し別の医療機関の開業案内を郵送

    患者の氏名・住所情報を利用し別の医療機関の開業案内を郵送

  2. 樋口商会子会社の会計情報漏えい、取引先から「ランサムウェア感染に起因するとみられる情報漏えいの可能性がある」旨の連絡

    樋口商会子会社の会計情報漏えい、取引先から「ランサムウェア感染に起因するとみられる情報漏えいの可能性がある」旨の連絡

  3. ニチレイへの不正アクセスによるシステム障害、冷蔵倉庫の入出庫業務や冷凍食品出荷業務に影響

    ニチレイへの不正アクセスによるシステム障害、冷蔵倉庫の入出庫業務や冷凍食品出荷業務に影響

  4. 愛知県農業共済組合のメールアドレスに不正アクセス、大量の迷惑メール発信

    愛知県農業共済組合のメールアドレスに不正アクセス、大量の迷惑メール発信

  5. システムから送信される「受領完了」メールに 22 名の個人情報記載

    システムから送信される「受領完了」メールに 22 名の個人情報記載

ランキングをもっと見る
PageTop