TrueCryptに対するEvil Maid攻撃に関する検証レポートを発表(NTTデータ・セキュリティ)
NTTデータ・セキュリティ株式会社は11月9日、ハードウェアの暗号化を行うソフトウェア「TrueCrypt」に対するEvil Maid攻撃に関する検証レポートを発表した。この攻撃を暗号化されたハードディスクに対して行うことで、暗号化を解除するためのパスフレーズを窃取される
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検証は、TrueCrypt 6.3がインストールされたWindows XPをターゲットシステムとして、TrueCryptのパスフレーズ入力を記録するプログラムが格納されたUSBメモリを挿入して実施された。コンピュータを起動することでブートローダが書き換えられる。この結果、ターゲットシステムのTrueCryptのパスフレーズ窃取に成功した。これによりハードディスクの内容を閲覧できる。コンピュータを直接、第三者に操作されないよう管理することを推奨している。
http://www.nttdata-sec.co.jp/article/vulner/pdf/report20091109.pdf
《ScanNetSecurity》