ブラウザで簡単に利用できる個人/SOHO向け電子メール暗号化サービスを開始(キヤノンITソリューションズ)
キヤノンITソリューションズ株式会社は12月17日、個人及びSOHO向けに電子メールの本文と添付ファイルの暗号化を行う電子メール暗号化サービス「まる秘め〜る」を発表し、同日より販売を開始した。
製品・サービス・業界動向
新製品・新サービス
「まる秘め〜る」は、米Voltage Security社が提供するIBE(Identity Based Encryption)技術を利用した電子メール暗号化サービス。受信者のメールアドレスをキーとして暗号鍵を自動で生成するため、従来の公開鍵方式では必要だった暗号鍵の生成や交換などが不要になるのが特長。このため、暗号化の専門知識がなくても、簡単に特定の相手とセキュアな電子メール通信を行える。
Webブラウザで利用でき、専用ソフトなどは不要。受信メールは暗号化されたままメールソフトに保存されるため、複数ユーザでPCやメールソフトを共有している環境や、PCが盗難にあった場合でも、情報漏えいを防止できる。また誤送信の場合でも、登録されているユーザ以外には復号用の鍵が発行されないため、リスクを低減化することが可能。
サービス料金は、1ペア(送信者・受信者の2名、双方向で暗号化可能)で年額3,360円。対応OSはWindowsXP/Vista。サポートブラウザは、IE6(XPのみ)、IE7、8、FireFox 3.0。Windows 7、FireFox 3.5については検証中。なお、2010年2月26日までは、販売開始キャンペーンとして年間利用料2,310円にて提供中。
http://www.canon-its.co.jp/company/news/20091217mrh.html
《ScanNetSecurity》